過去編2 ページ25
.
「Aが拐われた…?」
首領から告げられた言葉に私の頭は真っ白になった
「あぁ、Aちゃんに見張りを頼んでおき、戻ったらAちゃんはいなかったんだよ。
代わりに手紙が一通置いてあった」
私は手紙を受け取りすぐさま封を切った
『太宰殿
貴方の一番大切な人間を預かった。
引換は貴方の命です。
我々の組織本部にてお待ちしております。』
手紙はこれだけだった
だが、封筒の中には一枚の写真が入っている
そこに写っていたのは、
頭部から血を流すAだった
血など見慣れているのに、それを見た瞬間焦りや恐怖を感じた、それと同時に全ての物を焼き尽くすかの様な怒りにも見舞われた
「この組織は…」
「今、我々が苦戦しているフナムシのような組織だ
Aちゃんが拐われたのは君の妹だからだね、君が次期幹部であり敵組織にとって一番の厄介者だからだよ」
私の…所為…?
私の所為で大切なAが?
私の所為、
それが、許せなかった
、
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
文学小説
地獄変
98人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リミ別垢(プロフ) - もみ〜さん» ご指摘ありがとうございます!理科の授業で丁度ヘクトパスカルをやっていて、私の勘違いでした!訂正してきます!本当にありがとうございます。 (2017年3月30日 16時) (レス) id: 6b87346db9 (このIDを非表示/違反報告)
もみ〜 - このお話すごくおもしろいです!! 一つ気になったことがあったのですが中也さんの異能力は触れたものの重力のベクトルと強さを操ることだったと思います…長文すみません (2017年3月29日 21時) (レス) id: 6f8c0f8013 (このIDを非表示/違反報告)
レイン (白桜)(プロフ) - リミさん» 本当に書いたら教えて下さい(真顔←そこは勇気を出してガン見しなくては!こんなきかい滅多にありませんよ!!←←← (2016年11月23日 0時) (レス) id: 4063e4f45f (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - レイン (白桜)さん» もう、犬に追いかけられる太宰さんを小説で書きたいですよwww縁側でぬくぬくしながら僕君の横顔を直視する勇気なんてないからチラ見したい… (2016年11月22日 2時) (レス) id: 7dfa86c186 (このIDを非表示/違反報告)
レイン (白桜)(プロフ) - リミさん» ムフフって何ですかwww笑いですかwwその意見に同意致します!!弱気な太宰さんとか…直視出来ないですねw縁側のお茶ですか!それ良いですね!(*^^*) (2016年11月22日 0時) (レス) id: 4063e4f45f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リミ x他3人 | 作成日時:2016年7月10日 0時