【 wrwrd / 男主 】 生憎 君には興味無し

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ロボロ先輩から聞くといつもの事、らしい。

「雨ノ宮さん、俺のも食います？」

「ショッピくん？自分で食べへんの？」

「…もう腹死にますよ」

「しゃあないなぁ。A食べたって」

『結構余ってるやん、なんで食べれへんのかなぁ』

困った顔をする雨ノ宮先輩。
顔立ちはかなりいい方だが、ほか3人に負けている。

やはり私はこの人が嫌いだ

「なぁなぁ、俺のも食べてくれへん！？」

「シッマは自分で食べろや」

「酷ない！？こんな量食わせる2人が悪いんやで！？」

生憎、私の方の3人はもう伸びている
全部食べたらしく、ハンバーガーのゴミとポテトのゴミが山になっていた

『ええよ、食べたるで。その変わり部活に遅れることは許さへんで』

「えっ…あー…俺食うわ」

「食うんかいw」

向こうの４人は楽しそうだ
キャッキャと笑い、じゃれ合いながら食べている

…羨ましい

私があっち側に入れたらどれだけ楽しいだろうか

「ん…夢原もう食った？」

ショッピ君が私に聞いてきた
チャンス、そう思った

「食べたけど…喉乾いたな、」

「あー…コーラ飲んだんか」

もしかしたら、もしかしたら…貰えるかもしれない
そんな期待をしながら待っていた

「…あ、俺シェイク買ってくるわ。
いる人ー」

『はーい』

「はいっ！」

「俺らもいる！」

そんな形で、全員分ゾム先輩と雨ノ宮先輩が買ってくることに。

あーあ、失敗か

…もっとチヤホヤされたい。中学の頃は歩いてるだけで声をかけられるほどだったのに
ここに来ると一気にレベルが上がるもの？
中学近かったのに？

…まぁ、ここは学力の偏差値も、顔面偏差値も高いって言うしね


…



…



「あっ、あの、楽しかったです…！」

「ほんま？良かったわー」

「腹苦しいねんけど」

「ほんまに。」

「楽ちゃんが楽しかったならええんちゃう？」

「せやな、休日とかまたどっか行きたいよなぁ！遊園地とか！」

「ロボロ身長制限超えれる？大丈夫？」

なんて、会話が飛び交う
遊園地…いいなぁ、はぐれて…そして助けに来てもらったりして。

ジェットコースターとかだったら吊り橋効果のような感じでくっつけると思うし…。

最高じゃん

「じゃあ俺ら楽ちゃん送ってくからじゃあなー」

「ばいばーい！」

「ばいばーい」

そこで、4人と分かれた
私と、鬱先輩とロボロ先輩、そしてシャオロン先輩で私を送ってくれた

…次は向こうの人達に送ってもらいたいなぁ

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