40話 ページ41
『今日から、野球部マネを掛け持ちですることになりました五百崎Aです。
野球の知識は殆どないけど…皆を支えていくんでよろしくお願いします』
放課後、すぐに監督に呼ばれ部員の前で挨拶をした
俺は体操服のジャージ。まぁ…動きやすいからいいんだけど
御幸は目を輝かせてるし、倉持も目を充血させている
怖いよ。
沢村はまじかよ！なんて顔をしている
犬だ犬。野球部の犬だこいつ
「…と、言うわけだ
ちなみに寮も使うからな。…倉持、御幸。こいつの世話頼んだぞ」
「「はいっ」」
世話されるのかぁ…
…なんか…怖いなぁ。
＿＿
＿
『吉川さん、ボールは俺が運ぶよ
…えぇと…どこに運べばいいんだっけ…』
「あっ…ありがとうございます…！
えっと、そのボールはあそこに…」
『あぁ、分かった。運んでくる』
沢村達と同学年のマネさん。
ボールが重そうだったから運んでるけど…腕が引きちぎれそう
足に落としたら即骨折だろうなぁ
マネ業もやった事ないからほんと何したらいいのか分かんないし…
外野からの送球が俺の脇腹にぶち当たるし…、御幸からは投げてみろなんてふざけたことを言われたり…。
…マネって大変
梅本からは怒られたりするけど褒めてくれる時は褒めてくれる。
夏川は皆を笑わせてくれるし…ノートを大事に持っている
それだけ野球部に思いがあるってことか
…愛されてんなぁ…野球部…
「あっ…ぶね！」
『うぉ゛あ゛！？』
ヒュンッ、と目の前を何かが通り抜けた
その直後パリンという聞き覚えのある音が。
『…何今の…』
「わり…取り逃した…、あーあ、割れちゃってんなぁ…」
焦ったように謝る御幸にそう問いかけた
…沢村の投げたボールが思いっきり外れて俺の方に来たと…。そして窓ガラスが割れた、とさ。
『…マネ業に戻るわ、』
「ちょっ、怪我なかったか？」
『無かったよ、髪の毛掠っただけ
脇腹に来た時の方が死ぬかと思ったね』
「あぁ…わり…」
そう言ってマネさん達の方に戻る
…さ、まだ仕事はありますぞー。
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俺(プロフ) - TAINさん» ありがとうございますっっっ…！好きなものはいくらでも書けるんで！大丈夫です！頑張ります！ (2019年3月30日 0時) (
レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
TAIN - だ、ダイヤのAまで。。無理しちゃダメですよ！！まぁ、がんばってください！ (2019年3月30日 0時) (レス) id: 091e46b26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：俺 | 作成日時：2019年3月28日 21時
