24話 ページ25
「終わったぁ゛！！」
「はー、分かりやすかった。じゃ、俺ら風呂と飯ー」
そう言って倉持は一目散に、そして御幸は軽く頭を撫でて部屋を出た
俺はもう寝るか
…だってすべて終わらせたし
二段ベッドでも俺は下の方が好きだ
目の前も、横も囲まれてる感じ。これが好きで。
俺狭い場所の方が落ち着くからさ
さ、もう眠いし寝るとしましょうか
＿＿
＿
…暑い。
それで目が覚めた
部屋も真っ暗で…きっと夜中だろう。
それにしても暑い
圧迫感を感じてふと隣を見た
『…』
「…」
「…」
二人が俺を挟んで眠っていた
御幸は俺に手を回して、倉持は体の半分俺の上に乗せて。
『なんなら…冬にやって欲しかった…』
そう呟いてとなりの二段ベッドに移る
うん、やっぱり一人は涼しい
これでまた眠れるぞ
＿＿
＿
「先輩がたー！！遅刻しちゃいま…す……が…」
『うぁ…暑…』
「…」
「…」
沢村の大声と暑さで起こされた
目の前を見れば倉持の顔
後ろを見れば御幸の顔
それも二人ともがっちりとホールドして動けない
…俺こいつらと別のところに寝直したよな…
今日は幸い野球部の朝練がない時間だ
…扉の前にいる沢村の顔みてみろよ、あんなに引いてる顔初めて見た
『…ごめん沢村…先行ってて…こいつら起こすから…』
「わ…かりやした！春っち！降谷！早く行くぞ！」
「う、うん…」
「…わかった」
そういうこいつらの後輩3人
俺別に変なことしてた訳じゃないのに罪悪感が凄いのしかかってくる
『起きろお前ら』
「…あー…？」
「…」
『御幸』
「…えー…もう朝かぁ…」
倉持の次に御幸が目を覚ます
こいつら汗かいてないのが凄いよ。俺驚き
こんな狭いベッドで密着してたからさ、…俺は汗だくでシャツが体に引っ付いてくる
『沢村引いてたぞ、……あー遅刻する…』
「見られたかぁ…、ま、いおちゃんが一回逃げるのが悪いし、いおちゃんにいたずらした時は可愛かったなぁ…また見せてよ♡」
『は？』
「あー確かに」
3人で着替えながらそんな話をする
正直御幸にはドン引き。
倉持の影に隠れたよ
着替え終わったら顔を洗って…朝食は…食べる暇がない
『行くぞー！！』
「ヒャハ！競走な競走！」
「えっ…」
結果は俺と倉持はギリギリセーフ、
御幸は一分遅れで到着
途中で一番厳しい先生に見つかってものすんごい怒られてた
凄いでかい声が響いてきてかなり驚いたけれど、
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俺(プロフ) - TAINさん» ありがとうございますっっっ…！好きなものはいくらでも書けるんで！大丈夫です！頑張ります！ (2019年3月30日 0時) (
レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
TAIN - だ、ダイヤのAまで。。無理しちゃダメですよ！！まぁ、がんばってください！ (2019年3月30日 0時) (レス) id: 091e46b26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：俺 | 作成日時：2019年3月28日 21時
