1話 ページ2
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今日も朝が来た！
丁度いいような、少し肌寒いような朝が。
窓の外を見ればスズメが２羽、桜の木に止まっている
『春だなぁ』
そう、季節は春。
そして入学式
あぁ、俺はもう青道に通ってるよ。今日後輩が入ってくる
「Aー！早く降りてきなさい！」
『分かってっからぁ！』
母さんに大きな声で呼ばれて俺は急いで下に降りる
父さんと母さんはゴタゴタがあって俺が中学生の頃に離婚してしまった
俺は母さんについて、妹は父さんについた。
あれから1度も会っていない、けどまぁ。俺自体父さんの事嫌いだったからいいんだけどね
「今日は入学式でしょ？途中でお腹が鳴ったら嫌だろうからちゃんと食べなね」
『確かに…。おかわりしないと…』
運動部、という訳じゃないのにすぐに腹が減る
最初は運動部にしようとしたけど…好きなのが無くてね。
『…ん…？…ん゛！？もう7時半！？
やっばぁ！母さん！ご馳走様！』
時計を見れば7時半を指していた
急いで２階に上がり制服に着替え、顔を洗い歯を磨いて、髪をセットして。
『行ってきまぁす！』
「はーい行ってらっしゃい！……待てA！！ギター！ギター忘れてる！！」
『はぁ！？やっばぁ！教えてくれてありがとねぇ！』
急いでギターを母さんから受け取り、今度こそ行ってきます！
今年のクラスは誰と同じかなぁ
後輩はどんな奴かなぁ。
そんな期待で胸が膨らむ
走っていると目の前に正門が見えてきた
そして、その奥には緑の髪と茶色の髪
あいつらかぁ…。
なるべく関わりたくはないんだけど…
…関わりたくないんだけどぉっ！！
…今は無視しよう。
ここまで来ると遅刻もしなさそうだからゆっくり歩いていこうか
…ゆっくり行ったところで、教室は同じだしあいつらから話しかけてくる
殆ど意味が無い
「後輩かぁ」
「面倒くさくなければいいけどな」
「そうだよな、…おっ、A」
「おっはよー、いおちゃん」
『御幸ぃ、その変なあだ名やめてくれぇ。いおちゃん泣いちゃうかも』
遅れて教室に入った瞬間、御幸に変ないじられ方をする
こいつは倉持よりも嫌いだ。
だってさ、身長は俺より4センチも高いんだぜ！？変なあだ名付けやがるんだぜ！？
もう嫌いになってほしいと言わんばかりの人物じゃんか！
同じクラスになりませんように…
…いや、こいつの左手だけ…ください…
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俺(プロフ) - TAINさん» ありがとうございますっっっ…！好きなものはいくらでも書けるんで！大丈夫です！頑張ります！ (2019年3月30日 0時) (
レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
TAIN - だ、ダイヤのAまで。。無理しちゃダメですよ！！まぁ、がんばってください！ (2019年3月30日 0時) (レス) id: 091e46b26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：俺 | 作成日時：2019年3月28日 21時
