第6話 ページ6
｢あの〜、すーごい言いづらいんやけど…｣
『…なに』
｢お腹空いた｣
『…なんか作る』
そう言ってAちゃんはキッチンへと向かった。
良かった、ご飯作ってくれるほどの余裕はあるんやな。
朝起きてそのまま来たから何も食うてへんし、
あれからもうお昼の時間。
…え！？もうそんな時間なん！？
｢いっった…！？｣
もしかして、と思い恐る恐る立とうとすると
痺れで足が縺れてしまう。
｢あかん、立てへん…！｣
いくらなんでも3時間正座はキツい…！
『…なにやってんの』
どうやって立とうか試行錯誤していると、
エプロン姿のAちゃんが隣に立っていた。
｢Aちゃん…｣
『足崩さないからだよ』
｢いやぁ、雰囲気がそれを許さなかったというか…｣
『肩貸すから、立って』
｢あ、ありがとう…｣
Aちゃんは僕の腕を自分の肩に回すとテーブルまで運んでくれ、ゆっくりと椅子に腰掛ける。
｢ありがとうAちゃん｣
お礼を言うも何も言わずキッチンへ戻るAちゃん。
う〜ん、無視はけっこう辛いで。
でも、僕が立てないからと肩を貸してくれたりする辺り、僕が浮気をしているとは本気で思っていないんだろう。
僕は一つ、安堵のため息をついた。
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きさらぎ(プロフ) - レウル・レインガーナさん» そうします！教えてくれてありがとうございます！ (2020年2月12日 0時) (
レス) id: 2fb58ffe77 (このIDを非表示/違反報告)
レウル・レインガーナ(プロフ) - きさらぎさん» まじですね...それで作品を消された方が多いいので...個人的に好きなので、作品名とタイトルを変えてみては？ (2020年2月12日 0時) (レス) id: 84bd4ceb43 (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ(プロフ) - レウル・レインガーナさん» マジですか！？ (2020年2月12日 0時) (レス) id: 2fb58ffe77 (このIDを非表示/違反報告)
レウル・レインガーナ(プロフ) - 曲パロは違反では？ (2020年2月12日 0時) (レス) id: 84bd4ceb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月。 | 作成日時：2020年2月11日 16時
