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11memory ページ11
-ym-
泣きじゃくる君
消毒液などの独特な匂い
鳴り響く機械音
あの光景は二度と繰り返したくなかった。でも神様は意地悪で.....
俺は、また君になにもしてあげられない
〜数時間前〜
俺は、いつも通り授業を受けていた。
黒板に書かれた文字をノートにひたすら写して
たまに落書きしたり、
隣にいる知念に落書き見せたりもしてそしたら知念がクスクスと笑う
知念の笑顔を見て嬉しくなっていた瞬間
ガラッと教室のドアが勢いよく開いた
「知念！急げっお前のおばあちゃんがっ！」
知念は呆然としていた
先生の声はまだ響いている
俺は、咄嗟に判断し
「知念！」
知念の名前を呼び手をひいていた
廊下を急いで駆け抜け
呼びに来てくれた先生の車に乗り
知念のおばあちゃんのいる平成病院に向かった
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作者名：remone | 作成日時：2018年6月16日 18時
