隣の山田君 (ym×cn) (ページ15)

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ymsaid

薪を取りにいったまま知念が帰ってこない。そう騒ぎになった

雨が降りそうだったし、携帯の連絡もつかない

「どこ行ったんだよ。」

ﾎﾟﾂ,ﾎﾟﾂ,ﾎﾟﾂ,

ｻﾞｰｻﾞｰ

雨が降りだし、一度皆建物の中に入り

先生達も雨が上がりしだい捜索することになった

でも、、、それじゃ遅いんだよ

何かあったら.....

「こらっ！山田！どこにいくんだ！」

「待ちなさい！山田！」

俺は、咄嗟に動き出していた

さっき、女子が旧薪置き場の方に向かっている知念を見かけたという情報が出た

俺は、とにかく旧薪置き場に向かって走った

「ﾊｧﾊｧ何でいねーんだよ」

旧薪置き場には居なくて。でも知念のことだから冷静になってどこかで

雨宿りしているのではと考えた

そして、俺はまた走り出した

「知念！ちねーん！」

叫んでいると、上の方に雨宿り出来そうな場所が小さな階段があったので

そこを上り草をかき分け

　
そっちの方を見ると

黒い影

「うわっ！」

「きゃっ！」

この声

「.......涼介？」

「ﾊｧﾊｧ、みつ、、けた、、、」

「ｸﾞｽｯ、、涼介ぇ！」

急に抱きついてきた知念。

「うわっ/////」

「ちょ、ちょっと知念。」

離そうとすると、

「もう、、少しこうしてて、、、」

知念はそう言いながらぎゅっと強く抱きついてきた

その瞬間。俺の知念への感情が溢れだし

時間が止まれば良いと思った