隣の山田君 (ym×cn) (ページ11)

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「では、林間学校のグループ班をきめます」

委員長だからって言われてまた任された。

「じゃあ、テキトーにグループ作ってください男子女子３人ずつで」

皆一斉に立ち上がり友達の元へと向かう

僕は、大貴の元へ向かおうとした

その瞬間

「知念！一緒にグループになろうぜ！」

「いや、俺となるんだよ！」

「いや、俺となるんだよ！」

クラスの男子が前をふさいだ。

「あ、あのぉ。」

大貴は、女子に囲まれてる。

どーしよ。

ｸﾞｲｯ

「うわぁｯ」

「ダーメ。ちぃちゃんは俺と同じ班だから。後、もう１人は有岡君だからお前らは他の奴とね。」

「はぁー！？山田何勝手にきめてんだよー！」

「そうだ！そうだ！そうだ！」

「別に俺、そうゆう奴だし。分かってるだろ？」

「........」

男子が一気に静まり返った。

そして、皆バラバラに散らばっていった。

「涼介、ありがとう」

「何でお礼言うのさ。別に助けたわけじゃないのに」

「それでも、嬉しかったから。涼介にちゃんとありがとうって言おうって思ったの。」

「.......そう。」

「うん！あ、後女子どうする？」

「別に誰でもいーよ。テキトーに決めといて、俺は、サボるから」

「え、ちょっと待って涼介！」

涼介はすぐに教室を出ていった。