. ページ8
赤side
何故望は暴言を吐いたのか
どうして2人は揉めたのか
そこが分からなければ何も変わらない
赤「望、なんで暴言なんか吐いたん」
桃「…別に」
こうなった望はきっと何も話さない
どうするべきか
悩んでいると、
「なぁおっちゃんって中間と苗字違うんやな
やっぱり家族やないん?」
赤「へっ…?」
相手の子の質問に俺は頭が真っ白になった
夏川「ちょっと空、何を言ってるの!」
空「なんでおかんそんなに怒んの?
事実やん。」
夏川「事実だとしてもここでは聞かんのよ!」
空「なんでなん…中間と同じこと言ってんな」
事実か…
望が怒った理由これか
なんて、頭は冷静だった
目の前にはやってしまったと言う表情の夏川さん
なぜ怒られたのか疑問でしかないであろう空くん
目を逸らしている先生
夏川「…すみません、うちの子が失礼なことを言ってしまい」
赤「あ、いえ…全然」
桃「…何も良くないやろ
“ここでは聞かんのよ”って何?
自分らの家ならなんでも言っていいん?」
赤「望、」
桃「そいつが!デリカシーの欠片も無いこと聞いてくるから!
子が子なら親も親…」
赤「望!!もういいから
お前も言い過ぎや」
その後お互いに非があった為謝罪をして終了
向こうは頭を下げてくれたけど
正直どうでもよかった、なんて
どうせあの家族から見た俺らの印象は変わることないんやから
244人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すず | 作成日時:2023年4月11日 22時