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青side
しげに当たってしまったあの日から
ずっと、もやもやしてる
しげと話せばこのもやもやは消える
そう、分かってる
分かってはいるけど
青「……ただいま」
俺は、逃げている
日付は変わり辺りは真っ暗
あんなことを言ってしまったのだから
起きとるはずがない、でも
少し期待してる自分もいた
赤「流星、おかえり」
青「えっ…」
誰も居ないだろうと思ってたリビングに
いつものように座ってるしげ
赤「あ、驚いた顔しとる。なんでおんねんこいつ!って顔」
青「…そこまで思ってない」
赤「そう?よかった。
俺がここにおるんは流星におかえりって言うため
それ以上でもそれ以下でもない」
そっか
青「しげは、優しすぎる」
赤「…そんなことないけどなぁ」
そうやった
青「…この間は言いすぎた、ごめん。
しげがおかえりって言ってくれんの嬉しいから
その…安心、するから」
赤「流星…」
しげは優しくて、俺らとしっかり向き合ってくれる人
青「…じゃ、おやすみ」
赤「おん、おやすみ」
反抗期を理由にすんの止めようかな
止めれるのいつになるか分からんけど…
まぁ頑張るか。
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作者名:すず | 作成日時:2023年4月11日 22時