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＿＿涼暮純
小説を書く際の、私のペンネーム。
なんか格好いいから、こっちでもこの名義で働いている。
まだまだ私の小説も、そんなに売れてはないから大丈夫だろうと、そんな安易な考え。
雇い主にバレたらアウトだけれど、すぐにこのバイトは止めるつもりだったから……
おばさんの後ろを歩いていると、リビングに着いた。
「あ、おはようございます」
先に入っていたバイト仲間のが、挨拶をする。
先におばさんと二人で掃除を始めているようだ。
彼は雑巾で床を磨いていた。
「おはよう」
「おはようございます。お早いですね」
私達もそれぞれ挨拶を返す。
「自分も、さっき着いたばっかですよ」
少し会話を交わしてから、私も仕事に取りかかるために、はたき棒を手に取った。
私と風待さんと、おばさんと男の人。
この四人が私の仕事仲間だ。
基本的に、私達の仕事はこの四、五人のグループに別れて行われている。
と言っても、風待さんから聞いただけで、私のグループ以外の人のことは何も知らないけれど……。
私ははたき棒で棚の埃を落としていく。
外見は幽霊でも出てきそうな不気味だったが、家の中に入ればアンティーク調でお洒落な感じだ。
掃除をして綺麗にすれば、見違えるほど素敵な部屋になるかもしれない。
「ちょっと風待さん、仕事中なんだから携帯はしまいなさい！」
おばさんの注意で、ハッとしたようにスマホをポケットに入れる風待さん。
そういえば彼女、さっきから手に持っているほうきが動いていなかった。
「どうしかしたんですか？」
「ううん、なんでもない！」
おばさんに聞こえないように小声でそう尋ねれば、いつもとは違うぎこちない笑顔でそう言った。
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美奈子(プロフ) - キャラメルさん» 返信遅くなってすみません汗自分の中では、かなりシリアスなお話なのでそう言っていただけてほっとしました！更新の方は、勉強に力を入れているので今までよりかなり遅くなってしまうと思います(ごめんなさい!)コメントありがとうございました！ (2020年5月29日 18時) (
レス) id: 58ae7a4751 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル(プロフ) - すごく面白いですね！！ちょうどいいくらいのシリアスな感じが好きです^_^これからも更新頑張ってください！応援&楽しみにしてます(^^)/ (2020年5月23日 17時) (レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
美奈子(プロフ) - アイスあるさん» そういったコメントがとても励みになります。更新頑張ります！コメントありがとうございました！ (2020年5月21日 18時) (レス) id: 74c5dae3a5 (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
美奈子(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。のんびりではありますが、更新頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いいたします！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: 74c5dae3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美奈子 x他1人 | 作成日時：2020年4月27日 20時
