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澤村「(あの日以来…田中、常にAの話しているからな)」
東峰「(思い出すだけで、こっちが照れちゃうよ…)」
菅原「(確かに小さくてかわいい…)」
Aはベンチから立ち、お辞儀をした。
A「こんにちは。この方たちが3年バレー部の…」
田中「あぁ、部長の大地さん・旭さん・スガさんだ!!!!」
田中は自慢げに、胸を張った。
A「いつも田中さんからお話を聞いております、AAといいます」
Aはまた、お辞儀をした。
3年「「「(めっちゃいい子…)」」」
A「??……それにしても皆さん、筋肉質ですね…さすがバレー部です…」
Aは4人の腕を見つめる。
菅原「…ニヤリ…触ってみんべ!!」
A「いいんですか!?」
菅原は東峰の腕をとり、袖をまくらせた。
東峰「おっ俺!?」
A「失礼します!!」
Aは東峰の腕をとると、静かになでた。
A「すごい太い…それに硬いです…」
東峰「あっ…ありがとう…」
A「僕なかなか筋肉つかなくて…腹筋とか、たくさん欲しいのですが…」
Aは残念そうに、目線を下げた。
菅原「じゃあ田中の腹筋触らせてもらえ!!田中はすごいぞ!!」
田中「え!?」
澤村「(あぁ、そういう…)たしかに、田中は筋肉質だから…参考になるかもな…」
田中「ちょっ!?大地さんまで!?」
A「なるほど…田中さん…触らしてくださいませんか??」
Aは田中の手をとり、田中を見上げた。
田中「(かっかわいい!!)お、おう…」
田中がワイシャツの裾をだすと、Aはゆっくりと腹筋をなでた。
田中「う…」
A「本当…綺麗に割れています…素敵です」
田中はこの憧れの目に弱い。
先輩3人は、空気を読んで退散していた。
Aも勢いづいたのか、ぺたぺたと触りだす。
A「僕もこのくらい…しっかり…」
田中「(うわあああ…Aの手、冷やっこくて気持ちいい…Aマジmyエンジェル…)A…もうそろそろ」
A「あ!!ごっごめんなさい!!」
Aは我に返ったのか、ワイシャツから手を抜いた。
田中「くすぐったかった…」
A「今度は僕の触ってみてくれませんか??」
Aはシャツをまくりあげた。
田中「っ!?えっ遠慮しておきますぅぅう!!」
田中はものすごいスピードで、逃げ出した。
A「!?…そんなに嫌でしたか…」
誤解である。
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ゆきと - このあとの二人の日常をみたいです✨ (2022年4月10日 17時) (レス) id: fa3fd2ad4b (このIDを非表示/違反報告)
Yo - こんなにほのぼのというか幸せな感じの話(BL)は初めて読みました!とても面白かったです(*´-`)田中…良かったな( *´艸) (2019年3月17日 22時) (レス) id: c2ff46fc76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:屋 | 作成日時:2017年11月14日 18時