30枚目 ページ32
みんなが電子レンジの方を向く。
そういえばなんか温めていたな。
「焼きそば〜焼きそば〜」
どうやらきっくんの焼きそばのようだ。
張り詰めていた空気が一気にだらける。
「俺が母親嫌いなんて言ったからだよ」
「母親嫌い？」
「そう、ならえおの家に泊まればって話してた」
「ふーん……」
「…なんだよ、3人だろうが4人だろうが変わんねぇだろ」
「まあ、そうだな」
どうやらAくんまで泊まること確定らしい。
本人は帰る気でいるが、きっくんにも止められちゃ帰るに帰れない。
俺のほうを向き、やっぱり律儀にお辞儀するAくんの頭をなでた。
「喧嘩したのかわからないけど、明日は家に帰りな？」
「もちろん、そんなにお世話になれないし」
そうと決まれば乾杯、と叫ぶきっくん。
あろまはやっぱり梅酒を作り、俺とAくんは梅ジュースで乾杯した。
さっき落ち着いたばかりなのに、きっくんとFBはあろまとAくんに何で仲良くなったと聞き始めた。
あろまはいつも通りうるせぇ、なんて言っている。
「Aのコミュ力だな！」
「え？えー…普通に話しやすい人だからじゃないですか？」
「あろまが！？」
これにはあろまを含む4人が驚いた。
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ナオ(プロフ) - 無音さん» 読んでいただきありがとうございました！ (2016年3月24日 9時) (
レス) id: 6fff7782ee (このIDを非表示/違反報告)
無音 - とてもいい小説だなと思いました。男主くんの親との関係、今後どのように書かれるのか楽しみです。25話の全自動罵倒生産機に思わず笑ってしまいました。えおえおとの仲はもちろん、メンバーとの仲が深まるといいです。更新頑張ってください。 (2016年3月24日 2時) (レス) id: 543116ff27 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ(プロフ) - ぶどうジュースさん» ありがとうございます！ (2016年3月20日 20時) (レス) id: 95d65e7a0a (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - いつも更新楽しみにして読ませてもらってます！応援してます！ (2016年3月20日 19時) (レス) id: 3bc612127a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2016年3月11日 7時
