28枚目 ページ30
不安だ。
あの後、俺の家に行くために駅まで歩いて、切符買って、としてきた。
だがAくんのそばにはあろまが常にいて、穏やかではないが何か話している。
喧嘩にはなっていないものの、いつそうなるかはわからない。
FBもきっくんも同じ考えだろう。
「なあ、えおえお」
「あ？」
「あの二人大丈夫なのかよ」
「んー…どうだろう」
「また喧嘩になったらどうするよ」
「じゃあ離せばいいだろう」
「お前の仕事だろ？」
きっくんはいい案を思いつくのに自分で行動しない。
それも長年一緒にいてわかったことだが、今だけは行動してほしかった。
「あろま」
俺が後ろから声をかけるとん？と軽い声が返ってくる。
どうやら怒ってはいないようだ、よかった。
「飲み物とかなかったから途中で買いにいこうと思うんだけど」
「おー、行ってら」
「Aくんのご飯もあるしさ…」
「あ、お構いなく」
「…何買えばいいかわからないし」
「適当でいいべ」
「いざとなったら自分で買いに行くし大丈夫だよえおさん」
それ以上は流石にしつこいと思ったので何も言わなかった。
FBもきっくんも俺も黙って後ろを歩き続ける。
あろまの気まぐれ性格と、Aくんのマイペース性格。
以外にも合うのかもしれない。
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ナオ(プロフ) - 無音さん» 読んでいただきありがとうございました！ (2016年3月24日 9時) (
レス) id: 6fff7782ee (このIDを非表示/違反報告)
無音 - とてもいい小説だなと思いました。男主くんの親との関係、今後どのように書かれるのか楽しみです。25話の全自動罵倒生産機に思わず笑ってしまいました。えおえおとの仲はもちろん、メンバーとの仲が深まるといいです。更新頑張ってください。 (2016年3月24日 2時) (レス) id: 543116ff27 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ(プロフ) - ぶどうジュースさん» ありがとうございます！ (2016年3月20日 20時) (レス) id: 95d65e7a0a (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - いつも更新楽しみにして読ませてもらってます！応援してます！ (2016年3月20日 19時) (レス) id: 3bc612127a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2016年3月11日 7時
