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14枚目 ページ15

注文したものが流れるように机に並べられ、
あっという間に机の上は皿だらけになった。

俺の好きなパスタを揚げたアレももちろんある。


「思ったんだけど……Aくん友達は?」

「………何で?」

「休日にこんな爺と出かける高校生いないと思うぞ」

「いるっちゃいるけど面倒だから遊ばない」


煮えてきた鍋を見つめながら彼は言う。
俺は未だにカリカリのパスタを食べている。


美味い、今度作ってみようかな。


「そういうえおさんは?」

「俺もいるけど基本ゲームするだけどからなぁ
たまに遠出したりするけど」

「遠出してなにしてる?」

「写真撮ったり、食べたり…」

意外に興味津々なのかAくんは写真を見せて欲しいと言い出した。

だが、今日持ってきたカメラには今日撮ったものしかない。


スマホの中にある写真だけを見せるとAくんはおお…と、声を漏らした。


「えおさん写真撮るの上手いね」

「そうか?」


大根おろしを皿の中に入れて、いよいよ鍋を実食。
流石と言うべきだろうか。美味い。

「遊園地」

「ん?」

「より山とか行きたいな」

「山?」

「そう、えおさんが写真撮ってるところ見てみたい」


山と聞いて真っ先にあろまが思いついたが流石にダメと言われるだろう。
あろまさんぽに連れて行く、なんて。…ダメな気がする。

山ってどこが有名なんだ?

「山行くか」


行き当たりばったりの旅を約束した。

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ナオ(プロフ) - 無音さん» 読んでいただきありがとうございました! (2016年3月24日 9時) (レス) id: 6fff7782ee (このIDを非表示/違反報告)
無音 - とてもいい小説だなと思いました。男主くんの親との関係、今後どのように書かれるのか楽しみです。25話の全自動罵倒生産機に思わず笑ってしまいました。えおえおとの仲はもちろん、メンバーとの仲が深まるといいです。更新頑張ってください。 (2016年3月24日 2時) (レス) id: 543116ff27 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ(プロフ) - ぶどうジュースさん» ありがとうございます! (2016年3月20日 20時) (レス) id: 95d65e7a0a (このIDを非表示/違反報告)
ぶどうジュース(プロフ) - いつも更新楽しみにして読ませてもらってます!応援してます! (2016年3月20日 19時) (レス) id: 3bc612127a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年3月11日 7時

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