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第7話 よく分からない気持ち ページ7

安室side.

「『.....』」

少し話がしたいと言ったのは僕の方だ。

でも本当は話す内容なんて決まってなかった。
出会って2日目だったが、彼女のことが気になって仕方がなかった。だから時間をつくってもらった。
なのに何か話そうと思っても話題がでてこなかった。

『ご飯、美味しいです』

咄嗟にでた言葉がこれだった。あぁ、もう少し考えるべきだった。彼女も驚いているじゃないか…


「え?…ええと、ありがとうございます。その、、人前で料理を振る舞うなんて事が無かったので、自信がなかったんですけどお口に合ってたなら良かったです…」

Aさんは静かに微笑んでそう言った。

僕の一言にこんなにも頑張って応えてくれる彼女は本当に優しいんだな。と思った。

『お店に出せるくらいですよ。』

「ははっ、ありがたいお言葉です」

ところで、話って?と続けるAさん。

『えぇ、その、Aさんは元FBIなんですよね?』

「っ.....まぁ、はい」

彼女は少し動揺しているような気がした。

『赤井秀一、という男を知っていますか?』

そう、僕は赤井秀一とどういう関係なのか
とても気になっていた。何故かは分からない。でも赤井秀一と関わっている事がとても気に障った。

「赤井さんは、ただの同僚です。」

『そうなんですか、』

僕は答えを聞いて少しホッとした様な気持ちになった。

……ホッとした?何故だ?

「ん....む...さん……安室さん?」

『あっあぁ、ごめんなさい。考え事をしていました。』

「いいえ、大丈夫ですよ。」

『何度も質問をする様で申し訳ないんですが、
何故FBIを辞めたのか教えてもらっても良いですか…?あっ勿論、無理だったら答えなくていいんですけど……』

何かしらの理由があって辞めたのだろう、それを気軽に聞くなんて間違っている。それは重々知ってる。自分でも分かっていた。

でも、それでも、もっと彼女の事を知りたいと思う気持ちが勝った。






「そんな話面白くないですよ?」

彼女は話し始めた

第8話+作者からの謝罪→←第6話 メール



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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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- 読んでて癒されます……←更新楽しみにしてます! (2017年5月21日 20時) (レス) id: a9031990b1 (このIDを非表示/違反報告)
鹿田(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!!なるべく更新できるように頑張ります…… (2017年5月17日 22時) (レス) id: aa0db52111 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてますあと無理せずに (2017年5月16日 1時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
鹿田(プロフ) - ゆゆゆさん» ありがとうございます!そうなんですね!!今の季節合宿多いんですかね、?w (2017年5月13日 23時) (レス) id: aa0db52111 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ - とても面白いと思います!後どうでも良いと思いますが、うちの学校も11日日合宿的なやつから帰って来たんですよ!....私は行ってませんが← (2017年5月13日 18時) (レス) id: 5ac2a3e4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鹿田 | 作成日時:2017年5月4日 23時

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