第5話 ついに土曜日 ページ5
Aside.
友人に言われた通りの場所に来てみたが、予想以上に広い。
降谷と書かれた表札を見て、身に覚えがある気がしたがきっと気のせいだろう。
私は少し緊張しながらインターホンを鳴らす。
はいと、聞こえたところで
『家政婦のAです。』
と言うと
少しするとガチャッと音がして、
「貴方が家政婦さんですか……」
という明るい声が聞こえ、其方を見ると
褐色の肌の金髪イケメンさんが現れた。
わぁお.....
私が見惚れすぎていたのだろうか。
あの....と困ったように私の顔を伺ってきた。
『ハッ!すいません.....』
いえいえ、と笑って「どうぞ、中に入ってください」と勧められた。
『お邪魔します』
と言って家にあがらせてもらうと、そこにはとても広くて綺麗な部屋が見えた。
「お茶を淹れてくるので、どうぞ、席に座っていてください」
私も手伝いますよ、と言うと今はお客さんですから大丈夫です、と丁寧に断られてしまった。
降谷さんがお茶を持ってきて私の向かい側に座った。
「そういえば、自己紹介をしていませんでしたね。
僕は、降谷零と言います。警察庁警備局警備企画課で働いています。」
降谷零...実際に会ったことは無かったけれど、赤井さんがよく話をしていたのを覚えている。でもきっと降谷さんは私が元FBIということを知らないだろう。あまり言わない方がいいのかな....
「あの、Aさん?」
『あっすいません。えと、AAです。
家事は人並みにしかできないですが、精一杯やらせていただきます!』
「宜しくお願いしますね!」
と降谷さんが微笑む。
あぁ、イケメンだなぁ....眩しいよ...
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黒 - 読んでて癒されます……←更新楽しみにしてます! (2017年5月21日 20時) (レス) id: a9031990b1 (このIDを非表示/違反報告)
鹿田(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!!なるべく更新できるように頑張ります…… (2017年5月17日 22時) (レス) id: aa0db52111 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてますあと無理せずに (2017年5月16日 1時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
鹿田(プロフ) - ゆゆゆさん» ありがとうございます!そうなんですね!!今の季節合宿多いんですかね、?w (2017年5月13日 23時) (レス) id: aa0db52111 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ - とても面白いと思います!後どうでも良いと思いますが、うちの学校も11日日合宿的なやつから帰って来たんですよ!....私は行ってませんが← (2017年5月13日 18時) (レス) id: 5ac2a3e4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鹿田 | 作成日時:2017年5月4日 23時