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「え、くれるの!?」
『欲しい?』
「欲しい!!!」
『ははっ、そんなに? 笑 じゃあ取れたらね、』
20センチもある身長差からさらに上に腕を上げて、ニヤッとして。
私は背伸びをしても、ジャンプをしても勿論届かない。
「えっ、高い、んっ!ちょ!ずるい!」
『ははっ 笑 頑張れ〜 笑』
「ねぇ!意地悪! 笑 んーっ、おりゃ!…きゃっ、」
『可愛すぎ、』
ボタンが手に入らない代わりに、先生の腕の中に包まれていた私。
だんだん力も強くなって、鼓動も早くなった。
「……先生?」
『ここに来たってことは、覚悟はできてる?』
「…もちろん。先生、ドキドキしてる。」
『当たり前、だってAがやっと手に入ったんだもん。』
「手に入った、って 笑 先生しかも名前…」
『かい。』
「え?」
『海って呼んで。』
ああ、この人と一生一緒に居たい。
心からそう思えることに幸せを感じた。
「海……!」
精一杯の笑顔で大好きな大好きな名前を呼んだ。
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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏子 | 作成日時:2017年2月25日 0時