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そんなある日、事件は起こった。
｢海先生がA組の久保七瀬とデキテルってほんと！？｣
｢久保七瀬ってモデルしてる子でしょ？｣
｢海先生結婚してるんじゃないの？え、不倫？やばくない？｣
月曜日の朝、学校へ行くとそんな噂で持ち切りだった。
久保七瀬
隣のクラスの美少女。
読者モデルをやっていて、スタイルも抜群。
見る度に彼氏が代わってるってよく優香が言ってた気がする。
その久保七瀬と先生が不倫関係にあるなんて、どこから出たデマなんだろう。
｢A！聞いた！？先生と久保七瀬付き合ってるって！！！！｣
｢聞いた。でもそれって何が根拠なの？｣
毎日一緒にいる私からすると大して変わった様子もなくて、久保七瀬の名前すら先生の口から聞いたことがなかったから
そんな噂が出たことに不思議で仕方ない。
｢あー、なんか2人でいるとこを見た人がいるらしいよ？この土日に。しかもホテル街だったとか？｣
｢え、｣
そういえば土日は一緒にいなかったし、土曜日の夜は帰ってこなかった。
でもそれは先生にも友だちとの付き合いはあるだろうし、と気にしてもいなかった。
｢本当だったらショックだわー。｣
そんな優香の言葉はかろうじて聞こえたけど、だんだんと周りの音が聞こえなくなっていく感覚がした。
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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (
レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子 | 作成日時：2017年2月25日 0時
