5話 ページ7
『う゛ぅ〜…』
目の下に真っ黒いクマをつけた少女は今日も元気に登校している。ええ至って元気です。
｢おはよ…うわっAどしたんだよそれ。またゲームか？
｣
『ご名答〜……ふわぁあ…』
バカだなーと言いながらもダイスケは胸ポケットに頭痛薬を2回分突っ込んだ。
｢よ、ダイスケ！っはよー｣
｢んー、おはよー｣
ダイスケの周りに2人ほど知らない人が来た。
『(どうやったら友達できるんだろう…蜂蜜でも塗りたくってるのかな……)』
+++++
今日はクラスの役割を決めるらしい。
推薦もありなんだとか。
まずは委員長から。
先生が最初だからと言って決めてしまった。
みんなの中心にいるタイプだ。
『(うぁー、苦手だなあ。頑張ろう)』
副委員長、雑務…
順調に決まっていった。
｢えーと、次は…風紀委員ですね｣
｢どーするー｣
｢俺は無理だわ！｣
｢ウチもパス〜｣
全員が口々に拒否を述べている。
｢じゃあ、全員目を瞑って今から言う人の中で良いと思う人に手を挙げてくださーい｣
｢はい、では結果言いますよ｣
1番多かったのは、
『私？！？？！』
｢おっじゃあ風紀委員よろしく｣
｢がんばれー！｣
『(ええええ嘘だぁああああ！！)』
｢ぶふっ｣
『…今笑ったよね？』
ジトーっとダイスケを見たあと黒板へ名前を書いた。
『(あう…これから頑張っていかなきゃ…)』
帰りのHRが終わったあと、Aはトボトボとした足取りで昨日の教室へと向かった。
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いんぽ(プロフ) - ナギさん ありがとうございます！とても励みになります!! (2018年12月26日 13時) (
レス) id: 0b17a3d543 (このIDを非表示/違反報告)
ナギさん - 話が面白く、すごく続きが楽しみです！ 投稿頑張ってください^^ (2018年12月25日 23時) (レス) id: da2fa269a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いんぽ | 作成日時：2018年12月11日 20時
