9話 ページ11
『本当に家まで一緒に来てくれるんですか』
｢もっちろんだよ、男に二言はない！｣
キラーンと口で効果音を出しながら言ったのがAのツボにはまった。
たまに立ち寄るコンビニのところまで来た。
『あ…ここたまに寄るんですけど、この会社のホットチョコレートがすごく美味しいんですよ』
そう言ってコンビニを指さした。
｢…そうなんだ〜、俺も今度寄ってみようかなー…｣
興味が無いのだろうか、あまり顔を向けたがらない。
『あと、カッコよくて優しい店員さんがいるんですよ〜』
｢え…へぇ〜！そうなんだ、気になるなぁ｣
少し考えながら言った。
他愛もない話をしていると、自宅へ着いた。
｢…一人暮らし？｣
開口一番に来た質問。
『いいえ、母と姉と3人家族です』
｢で、電気は？帰り遅いの？｣
『それが…』
旅行に出ている事情を話すと驚いて言った。
｢そんなアバウトなんだ！？｣
『急に行っちゃうから困るんですよ〜』
いいことを思いついたようにフジが笑った。
｢明日、キヨとヒラも泊まり来るんだけど一緒に泊まりこない？｣
『…！？えっ！私が…？でも…』
｢この前新作のゲーム買ってさ〜一緒にやろうと思ったんだけど…｣
『行きます！』
即答した。
フジと泊まる約束をしてからLINEを交換した。
｢じゃあ、おやすみ〜また明日ね｣
『お、おやすみなさい！フジさんも夜道に気を付けてください』
｢ありがとうね！｣
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いんぽ(プロフ) - ナギさん ありがとうございます！とても励みになります!! (2018年12月26日 13時) (
レス) id: 0b17a3d543 (このIDを非表示/違反報告)
ナギさん - 話が面白く、すごく続きが楽しみです！ 投稿頑張ってください^^ (2018年12月25日 23時) (レス) id: da2fa269a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いんぽ | 作成日時：2018年12月11日 20時
