STORY59 ページ8
ヤモリ「やっぱり君は最高だよカネキ君、人間も喰種も脆いからすぐ死んじゃう。でもリゼの赫子を持つ君はそう簡単に壊れない。」
金木「...」
ヤモリ「君は気づいてないと思うが、その再生力は異常なんだよ」
貴女「...」
ヤモリ「医者の実験のおかげだ、嘉納は実験で君みたいなのを何体も作っている。リゼを使ってね。」
金木「...っ」
タタラといいヤモリから聞かされた嘉納先生の話は僕を更なる絶望へとたたき落とす。
僕みたいなのが何人もいるなんて...
A...
僕は無力だった。
母さんからは妹を守って、傷つける人より傷つけられる他人になってって...
何にも守れてないや...
リゼさん...
「よんだかしら？カネキくん」
金木「...え？」
リゼさん？
なんでここに
いやこれは僕が生み出した幻像...
リゼ「久しぶりね、鉄骨の時以来かしら？それにしても貴方髪の毛真っ白じゃない？...笑える。傷つける人より傷つけられる人になって？クソ喰らえって思わない？」
金木「...母さんの教えなんだ...だから」
リゼ「だからその言いつけを守ってるの？アレは誰のお葬式かしら？」
金木「...あれは」
そこに写っていたのは父さんのお葬式
4歳の僕と、まだ1〜2歳程のAが母さんの腕にいる。
リゼ「あんな幼い頃に父親を失くしたのね貴方」
「うん...正直顔もほとんど覚えてないんだ。」
リゼ「聞かせて話を」
「どんな人だったっていうのは知らないんだ。唯読書が好きって事くらい、だからAとよく父の部屋に入って本を読んでたな、本を読んでたら父と対話してるような感じになれてとても落ち着いた。」
僕が今でも古本の匂いに惹かれるのも多分その影響だろう
リゼ「...観て、貴方の妹よ」
父が死んで数年が立ち、小学生になった僕と幼稚園のAが道路を歩いていた。
リゼ「お母さんはいないの？」
「父が死んで女手一つで育ててたから、幼稚園迎えにいく暇無くて、僕が迎えに行ってあげてたな。他の子は迎えに来るとまだ遊びたいと駄々をこねてたけど、Aは僕が迎えにくると嬉しそうに飛びついてたな。」
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ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» いいですね！アオギリのメンツとかもやってかいてみます！ (2018年2月12日 18時) (
レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - ニアさん有りがちなネタ何ですけどヒロインが何故か幼児化してしまいあんていくの皆さんは、驚き困惑するがヒロインの可愛らしさにキュンとしそして小さくなったヒロインと誰かがキスしたら元に元に戻ると言う在り来たりなネタ (2018年2月12日 18時) (レス) id: 16b81ad2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» いえいえ！こちらこそリクエストありがとうございます！この調子で更新頑張るんでよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年2月11日 17時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - キャァァァァ!！ありがとうございます！ニアさん最高です！ (2018年2月11日 17時) (レス) id: ee3306a53d (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» こんばんは！ニアです。そのアイディア面白そうですね笑ぜひ書いてみます！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニア | 作成日時：2018年2月1日 13時
