小さな白血球さんは今日も働く【はたらく細胞】

うーんやばい(ムクside) ページ8

シロ
「それじゃ、お疲れさん」
ムク
「お疲れ様、気を付けてね」
アカネ
「はい！ありがとうございます！」

色々ありましたが
アカネさんを無事送り届けたのでお別れをした
その間アカネさんは何度も振り返ってお礼をしまくってきた

シロ
「前見て歩きなさいよ…」
ムク
「危ないから前見て歩こうねー」
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シロ
「＿＿＿＿ん？」

どうやらシロくんも気が付いたようで
シロくんは見てわかるくらい焦り始めた

ムク
「やばいよ、アカネさんが」
シロ
「ああ、急ぐぞムク」
ムク
「遊走しちゃおう」
シロ
「そうだな、行くぞ！」
ムク
「よし！」

僕達は急いで襲われているだろうアカネさんの元へ向かっていった
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ーー

ﾊﾞｷｨ!

アカネ
「白血球さん！ムクさん！」
アルファ
「アカネさん…！」

案の定アカネさんは肺炎球菌に襲われていた
肺炎球菌の攻撃で受けたであろう手の甲には血が滲んでいた
僕はプッチンしそうだったがなんとか耐えた
プッチンすると毎回暴走しちゃうからね…

アカネ
「あいつ他の赤血球を襲うって言ってました！」
シロ
「了解！」
ムク
「分かった！」

急いで走っていくとアカネさんの言う通り他の赤血球が襲われていた
シロくんが攻撃を仕掛けた所
莢膜でガードされた
しかもさっき食らったのよりももっと強力な…
すかさず僕は後ろから肺炎球菌を切りつけた
今は負傷してるからちょっと今はきついかな！←
でもちょっと浅かったみたい
すると肺炎球菌は身を守るためか僕の足を攻撃してきた
くっそこれじゃ走れない…
すぐシロくんの元へ戻ったけど結構深くいったな

シロ
「ムク！」
ムク
「僕は大丈夫！」
シロ
「後で医務室送りな！」
ムク
「ｳﾜｰｰ!」←
アカネ
「ムクさん！足が…！」
ムク
「これくらいへっちゃら！」

アカネさんが焦ってるとシロくんも焦ってるのか一番伝えちゃいけない相手の居る場所で暴露話をしてしまった
いや、ばかでしょ←

ムク
「ばかなの？ばかなんだね？ばかなんだな。」←
シロ
「3コンボはやめてくれ」←
アカネ
「…(汗)」
ムク
「シロくん…アレ使う？」
シロ
「そうだな…アレ使うか」
アカネ
「アレ？」

するとシロくんはいきなり僕を抱き上げてアカネさんに走れと命じた

てか…

ムク
「またお姫様抱っこ！？」←
シロ
「仕方ないだろ今回は足怪我してるんだから」←

チェックメイトだ「新茶？」それ言ったら終わりや←(ムクside)→←助け合いは大事(シロside)

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