#00【3年後】 ページ1
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_ まもなく着陸します
仮眠を摂っているとアナウンスが聞こえ自然と瞼が上がる。
いたた…少し寝違えたみたい…
首を回して軽いストレッチをすると
隣からアイマスクを上げて「着いた?」と窓を覗く
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「もうすぐ着陸ですって」
勇太「ふーん」
と、再びアイマスクを下げて寝る体勢へ
思わず肩を揺さぶって寝ないように阻止すると
すっごい嫌悪な顔をしてため息つかれる。
寝起きの時あり得ないくらい不機嫌なのは紫耀からずっと聞いていた。
いざ、目の前にすると
ちょっとね…びっくりするわ
勇太「ふぁあ…どう?久しぶりの東京は」
「…まぁ、懐かしいなって感じかな…」
勇太「ふぅん…早速これから皆のとこにサプライズで行くけど大丈夫?」
着陸体制に替わるため
機内から指示が入る。
シートベルトの確認をして
いざ着陸。
言葉に表せない感覚が
一瞬全身に走って、
落ち着くと機内は明るくなり
次第にスピードが落ちていく
「…大丈夫ですよ、私には紫耀がいるから」
キラッと光る左薬指の指輪。
勇太「…よぉし、今日は思いっきり飲もう‼」
「有休最高〜ッ‼」
そう、お互い別々の道で幸せになる。
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作者名:おもち | 作成日時:2021年2月22日 19時