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102・ ページ6

そしてあっという間に




合否発表前日に




「なんか、今から緊張してきた...」

A「大丈夫やって、廉なら。それより廉」

「なに?」

A「ギューってして?」

「えっ」




何や急に




A「えって何よ。嫌なん?」

「いや、そうやなくて。いきなり言うからビックリしただけ」

A「そう。じゃあ、早くして?」

「今日はやけに甘えたやな」

A「そう?」

「うん」




と言いつつ夕子を抱きしめる




「なんや、ちょっと照れくさいなw」

A「...廉の匂いや」




とAも俺の腰に手を回してギューってしてきた




A「廉」

「ん?」

A「私、廉のこと大好きやで」

「俺も、Aのこと大好きやで」




俺はAにキスをした




Aは少し照れたように笑った




しばらくしてAは俺の腕の中で寝てしまった




起こさないようにそっと




枕に頭を置いた




気づけば面会時間が終わっていた




「また明日、いい報告持ってくるからな」




と俺はAの頭を撫でて




病室を出た





.






.







.





今日でAと話した最期とは知らずに...

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NONAME(プロフ) - きょへさん» 読んでくださりありがとうございます!そう言っていただけてとっても嬉しいです! (2018年6月27日 17時) (レス) id: 9567f803b0 (このIDを非表示/違反報告)
きょへ(プロフ) - 涙が止まらないです…。超感動です。ヤバイです。最高です。素晴らしいと思います。 (2018年3月17日 17時) (レス) id: 5a0c867289 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆこぺ | 作成日時:2017年12月23日 0時

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