元デビルハンターは別世界を楽しむそうです (ページ14)

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螟｢と現ページ14

此処は何処だろう

普通の家………だな

………なぜか懐かしい気がする……………

『おがあ”ざあ”あ”ん”！！！また○○ぐんがいじめでぎだのぉ”ぉ”ぉ”！！！！！』
『あらあら、こんなに怪我しちゃって………エイ×～力かーしてｯｯｯ☆』
『××使い荒いですよねご主人様』
『何だかんだ言って力貸してくれるの好き～。』

………あれは誰だろう………

6歳くらいの白髪の男の子が母親らしき女性に抱きついて泣いていた
そこに白髪の和服メイド姿の女性が白い表紙の本を渡した

………いいなあ、羨ましい

僕も家族が居たらああなってるのかな………

そして、場面が変わる

『おとうさーん！お帰りいいいいい！！！！』
『ｺﾞﾌｯ…………き、××ウカ…仕事帰りすぐの頭突きは色々ヤバイから辞めてくれ…………』
『あらアナタ、お帰りなさい。』
『ただいま。今日はたくさん×魔殺ってきたから疲れたよ………君もそろそろ復帰する？』
『う～ん………考えておくわあ～。』

この夫婦は誰なんだろう…………

僕の知っている人、なのか……………？

そしてまた場面が変わる

『………え？ほ、本当か?!?!』
『ええ。妊娠３ヶ月』
『性別は？』
『男の子…家族が増えるわねえ～。』
『ああ……でも大丈夫か？この状態でデ××ハ×ター続けれるか？』
『続ける。』
『そうか…………無理はしないでくれよ？』
『わかってるわよ…………。』

先程の夫婦が話しあっていた
…………子供、出来たんだ………おめでとう

「ん、」

カーテンの隙間から日が差し込んでくる
布団はぐちゃぐちゃで………自分の目から涙が出ていた

「……なんで泣いてるんだ？……………此処は……何処だ？」

………ここが何かわかるかもしれないものはないか？
そして探しているとベッドの横の机に日記とボイスレコーダー、ビデオカメラがあった
あと白い表紙の本

「日記………ねえ。」

とりあえず日記を読んで、昨日の僕が何をしたのかを見た

「成る程、じゃあ………ここに皆の自己紹介があったり？」

そしてボイスレコーダーのボタンを押そうとしたとき誰かがベッドの近くへ来た

「………………ああ、エイカかあ。」

エイカはニコリと笑い「朝食は出来てますから早く布団から出てくださいノロマ様」と言った
…………毒舌だな僕のメイドさんは…………

僕は嫌々布団から出て、朝ご飯(おにぎり)を食べた
今日もおにぎり美味しい…………のか？