【チョコレート・ヴァンパイア】私は千代の双子の姉。２ (ページ1)

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第11話ページ1

No side

ここは、篝月学園。

そこでは、ある噂が広まっていた。

｢＿＿＿＿聞いた？ヴァンプが大量に停学くらったって｣

｢ミスコンの女の子拉致して血をオークションしてたんだろ？｣

｢まじクズだな｣

｢同じヴァンプとして恥ずかしい...｣

｢もう最悪〜！｣

その噂を生徒が口にしているのを、雪と智生は黙って聞いていた

雪｢.........｣

智生｢...っ、(ど、どうしようっ)｣

＿＿＿＿＿＿＿＿理事長室にて、
篝月家の人達が集まっていた。

雪｢＿＿＿＿そんな感じで、皆ピリピリしてるんだけど。...どうする？｣

雪｢＿＿＿＿父さん｣

理事長｢...よし、｣

理事長、否、篝月家のボス。雪達の父親が椅子をｷﾞｯと鳴らして笑いながら言った

理事長｢では久々に盛大なパーティーを執り行おうか｣

この人の言う“盛大なパーティー”とは、サバゲーのことを意味する。

霖｢...え、｣

霖が小さく言葉を漏らすが、

雷火の声がそれを打ち消した。

雷火｢マジで！？俺、超楽しみなんだけど！｣

霖｢え、......えぇっ！ぼ、僕、嫌だよっ！サバゲーなんてっ、怖いよ！！｣

理事長｢大丈夫だ、霖。お前はこの私のの息子なんだからな｣

理事長はニカッと笑って霖の頭を撫でた。

霖｢...｣ｺｸﾝ

霞｢ところで父さん、今日からやるの？｣

理事長｢あぁ、そのつもりだ！｣