幻影旅団《転生物語》 (ページ16)

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サトツ｢！？ゾルディックには男しかいないのでは？｣

アルア｢...あぁ、唯一の女だから大事にしたくて、隠してたんだよ。...多分。｣

サトツ｢そうですか、｣

それから何分かたった時。当然だけど一番乗りでついた。

サトツ｢では私はあちらに言ってきます。｣

私が目を向けると既にそこにはサトツさんの姿は無かった。

...木の上かな。

＿＿＿＿数分後

結構人が集まってきた。

人はさっきより少ないからきっとその人達はヒソカに殺されたんだろう。

キルア｢...おいアルア？何考えてんだ？｣

アルア｢あぁ、いや、ヒソカに殺された人達のこと。｣

キルア｢ふぅん｣

キルアは私の次に来た。...ゴンたちはまだ来ていない。

キルア｢...あ｣

？私はキルアが見ていた方向を見た。そこにはなぜかボロボロなレオリオとクラピカとゴンがいた。

私たちは三人のいるとこに近づいた。

ゴン｢ところでなんで皆建物の外にいるのかな｣

キルア｢中に入れないんだよ。｣

ゴン｢キルア！アルア！｣

キルア｢よ｣アルア｢やっほ〜｣

キルア｢どんなマジック使ったんだ？絶対もう戻ってこれないと思ったぜ。｣

ゴン｢レオリオの香水の匂いを辿ってきたんだ｣

...は！？

アルア｢香水の匂いを辿ったー！？｣

ゴン｢う、うん。｣

犬か！

やっぱりキルアも思ったようで

キルア｢お前...やっぱ相当変わってんな〜。犬だろホントは｣

ゴン｢そうかなー｣

...ゴンが犬ならキルアは猫だ。

ゴン｢ーで、なんで中に入れないの？｣

アルア｢見ての通りだよ。変なうなり声はするけど出てくる気配は無いしね。｣

《本日正午二次試験スタート》

そう。さっきからここには物凄いうなり声が聞こえる。
キルア｢あぁ、まぁ、待つしかないんだろうな｣

今時計は11時59分だ。

ゴン｢もうすぐだね。｣

キルア｢うん。｣

周りの人は汗をかいている。

レオリオ｢...周りが緊張してきたな｣

クラピカ｢なにが起きるか分からないからな。｣

12時...

ﾋﾟｰｰ...ﾝ

ギギ

｢！｣

ドア、(扉)が開いた。

そこには獣が...

...ではなく。ソファに座った美人な女性と。

その後にいる巨体なオッサンだ。というか、うち(ゾルディック)にいる豚(ミルキ)を思い出した。

ズ〜ン...

その効果音が合うと思う。

...え！？なんで美人の後に豚のような人が！？

その言葉に尽きた。