幻影旅団《転生物語》 (ページ12)

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アルア(眠...)

キルア｢おい、きいてんのか！？｣

あ、聞いてなかった。

サトツ｢＿＿＿＿騙されることのないよう注意深く
しっかりと私の後をついて来て下さい。｣

？

レオリオ(おかしなことを言うぜ
騙されるのがわかってて
騙されるわけないだろーが)

？｢嘘だ！そいつは嘘をついている！！｣

いかにも弱そうな奴...

？｢そいつは偽物だ！試験官じゃない！
オレが本当の試験管だ！！｣

わかりきった嘘を...この人が偽物のわけないじゃない

レオリオ｢偽物！？どういう事だ！？
じゃ、こいつは一体...！？｣

はぁ...単細胞の馬鹿め。

バカバカしい茶番。

すると私の元にトランプが来た。
ﾋｭｯ......

パシ！

ん？このトランプ、硬...

あの偽試験管と本物の試験官にも来たみたいで

試験官は余裕で取っていた。

＿＿＿＿が、偽物さんはサクッ...と。

キルア｢おいアルア、大丈夫か！？｣

アルア｢平気平気ー。｣

このトランプの持ち主は？

ヒソカ｢くっく♠なるほどなるほど♣｣

うわっ！気持ち悪い。

偽物さんの横にいる人面猿は逃げた。

...いや。逃げようとした。

またあの人がトランプを投げた。

｢...！！あの猿死んだフリを...！？｣

ヒソカ｢これで決定♦そっちが本物だね♥｣

この人いちいち記号をつけなきゃダメなの？

アルア｢めんどくさい人。殺人鬼か。｣ボソッ

私の呟きは鳥が敗者を食べている音で
消えた。

レオリオ｢......自然の掟とはいえ
えぐいもんだぜ。｣

グチャ、グチョ
ペチャ...

サトツ｢私を偽物扱いして受験者を混乱させ
何人か連れ去ろうとしたんでしょうな。
こうした命懸けの騙し合いが
日夜行われているわけです。｣

わぁ...怖い怖い(棒)

サトツ｢何人かは騙されかけて私を疑ったんじゃないですか？｣

レオリオ...やっぱり単純バカ。

あと、あのハゲか。

サトツ｢それでは参りましょうか
二次試験会場へ｣

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ー受験生311名ヌメーレ湿原へ突入ー