幻影旅団《転生物語》 (ページ11)

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いつの間にか脱落者がでてたみたい。

キルア｢おい、アルア、ペース上がってきたぞ｣

アルア｢余裕だよ。｣

てか、もうちょっとわかりやすく言ってくれないかな。

ペースが上がるじゃなくて
走るところが階段になったんだよ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

ゴン｢いつの間にか一番前に来ちゃったね｣

ゴンが後ろを気にしながら話しかける

キルア｢うん。だってペース遅いんだもん｣

アルア｢こんなんじゃ逆に疲れちゃうよね！
ハンター試験も楽勝かも！｣

ゴン｢.........｣

キルア｢つまんねーの。｣

ゴン｢キルアとアルアはなんで
ハンターになりたいの？｣

キルア｢俺たちは別にハンターに
なりたい訳じゃない。
物凄い難関って言われてるから
面白そうだと思っただけさ。｣

アルア｢でも拍子抜けだよね！！
簡単だもん。ゴンは？｣

ゴンは意思が強いからな、、どんな理由なんだろ

ゴン｢俺の親父がハンターをやってるんだ。
親父みたいなハンターになるのが目標だよ。｣

アルア｢どんな人なの？｣

ゴン｢わからない！｣

私とキルアは笑った。

キルア｢あはは！お前それ変じゃん！｣

ゴン｢そお？
俺生まれてすぐおばさんの家で育てられたから
親父は写真でしか知らないんだ。
でも何年か前カイトっていう人と出会って
親父のこと色々教えてもらえた。｣

ゴンはカイトって人がジンという人について
どれほど凄い人かを聞かされたと。

キルアとゴンが話してる時、
私はシャルのことを思い出していた。

ゴン｢あ、もうすぐ出口だよ！｣

！

ゴン｢うわぁ......｣

凄い森みたい...
ま、実際は湿原だけどね。

サトツ｢ヌメーレ湿原。通称“詐欺師の塒”
二次試験会場へはここを通っていかねばなりません。｣

ふぅん。

サトツ｢この湿原にしかいない
珍奇な動物たち。
その多くが人間をもあざむいて
食料にしようとする、狡猾で貪欲な生き物です。
充分注意してついて来て下さい。

...騙されると死にますよ。｣

ヒュオオオオオ...

ウィ......ンガシャ...

もう、戻れない。