仲良し度6% ページ7
どれだけ時間が経ったかは分からない。
見れば日が傾き出していた。そろそろ帰らないとみんな心配するだろう。そんなことは分かっている。分かっていても私は帰る気になれなかった。
出「Aちゃん、見つけた！」
もうずっとここにいようかなと思い始めていた時にその声は聞こえた。
私「いず……く……？」
出「帰ろ」
そう言って出久はそっと手を伸ばしてきた。
あぁ、この子はどれほど優しいのだろう。自分が1番辛いはずなのに、こうやって私を迎えに来てくれる。笑顔で手を差し伸べてくれる。
初めからそうだった。出久は私が辛いと時はいつもそばに居てくれた。助けてくれた。
そんな姿を見てきたから私はずっと、出久はカッコイイヒーローになれると思っていた。いや、今だってそう思っている。
だって、出久はさいっしょから私にとって誰よりもカッコイイヒーローなのだから。
私「ごめんね、出久。あと、ありがとう。出久は絶対誰よりもカッコイイヒーローになれる。だから……諦めないで」
今思うとその時の言葉は無個性の人にかけるものとしてはあまりに無責任なものだったと思う。
でも、その時の私はただ出久にヒーローになることを諦めて欲しくなくていっぱいいっぱいだったのだ。
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raina(プロフ) - オタク少女さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年4月21日 8時) (
レス) id: daa8701090 (このIDを非表示/違反報告)
オタク少女(プロフ) - rainaさん» 気になっただけで、ただ、これからも頑張って下さい。おもしろいです！(あれ？順序逆だ。) (2019年4月20日 23時) (レス) id: 2398c5e064 (このIDを非表示/違反報告)
raina(プロフ) - オタク少女さん» 教えて頂きありがとうございます。早速直しときます！こんな感じで間違ってたら教えくれると有難いです！ (2019年4月18日 19時) (レス) id: daa8701090 (このIDを非表示/違反報告)
オタク少女(プロフ) - あの、仲良し度23%の所の、教室だと思うのですが、教師になっていますよ。 (2019年4月18日 19時) (レス) id: 2398c5e064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raina | 作成日時：2019年4月8日 19時
