緑谷出久には双子の姉がいたそうです【ヒロアカ】

仲良し度40% ページ43

勝己side

まさかAもベストジーニストとこ来るとは。

正直驚いたが悪い気はしねぇ。

だが、ここの所コイツの様子がおかしいのが気になる。

とわ言っても元気なところやよく笑うところはいつも通りだ。

ただ、その笑顔が時折すげぇ悲しそうに見える。

それだけなら俺も気のせいだと思ったかもしれねぇが、Aはふとした瞬間すげぇ悲しそうな顔をするようになった。

だから、正直俺の髪型を見てAが笑ったのをよかったと思った。

職場体験が始まって早々変な髪型にされるはわそれをAに見られるわで良い気はしなかったがコイツが笑ってくれるならこの髪型もいいと思った。

だが、それと心配しないのは別の問題だ。

だから、俺は今日の帰り、Aと2人になれた瞬間に何かあったのか聞いた。

だが、なんにもないよと返されてしまった。

なんにもないわけねぇだろ。また、1人で抱え込みやがって。

そう思ったものの、何もないと言われればそれまでだ。

勝「……何か悩んでんなら俺に相談しろよな」

俺は深く突っ込むのを我慢しそう言った。

私「うん、ありがとう」

そう言うとAはまた悲しそうな笑顔を俺に向けた。

やめろ。んな顔で笑うな。おめぇが苦しいなら俺がいつでも助けてやるから。

おめぇのんな顔見るとこっちまで苦しいんだよ。だから……





だから、んな悲しそうに笑うんじゃねぇよ。

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