仲良し度37% ページ40
その後も試合は進んでいき、決勝戦ではかっちゃんと轟くんが当たることになった。
試合の最後、轟くんは炎を使おうとしていたけど結局使わず、体育祭はかっちゃんが優勝した。
体育祭が終わり、2日間の休日の後私たちはまたいつものように授業を受けていた。
相「今日は指名の結果発表とコードネームを決めてもらう」
そう言うと相澤先生は指名の結果を発表した。
0……ではないけどやっぱ、少ないな……
出久は……指名来なかったんだ。
あれから出久とは気まずくてあまり話せていない。
と言っても私が勝手に避けてるだけなんだけどね……
相「お前らには指名の有無に関係なく職場体験に行ってもらう」
それでヒーロー名か……
私もヒーロー志望だったため小さい頃にいくつか考えたことはあったけどいざ雄英に入ってヒーローを目指すとなると何がいいのか分からなくなった。
それに、些細なことで直ぐにモヤモヤと考えてしまうそんな弱い私がヒーローになっていいのかと最近また考えてしまっている。
そんな悩みはもう振り切ったと思っていたのに、あの時の気持ちはその場しのぎの一時的なもで根本的な解決にはなっていなかったらしい。
その証拠に今の私の精神状態は不安定だ。
私がそんなことを考えている内にも他のみんなはどんどんとヒーロー名を発表していく。
麗「後はAちゃんだけやね」
お茶子ちゃんにそう言われ私はハッとする。
もう、みんな終わったの？
後半はいろいろ考えすぎて全然聞いていなかった。
どうしよ……
そう思ったものの、みんなを待たせるのは悪いので私は急いでヒーロー名を書くと前に出た。
私「私のヒーロー名は"A"です。」
麗「Aちゃんも名前なんやね」
も？他にも名前にした人がいるのか……
そう思いながら私が席に着いたと同時に授業の終わりを知らせるチャイムがなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
raina(プロフ) - オタク少女さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年4月21日 8時) (
レス) id: daa8701090 (このIDを非表示/違反報告)
オタク少女(プロフ) - rainaさん» 気になっただけで、ただ、これからも頑張って下さい。おもしろいです！(あれ？順序逆だ。) (2019年4月20日 23時) (レス) id: 2398c5e064 (このIDを非表示/違反報告)
raina(プロフ) - オタク少女さん» 教えて頂きありがとうございます。早速直しときます！こんな感じで間違ってたら教えくれると有難いです！ (2019年4月18日 19時) (レス) id: daa8701090 (このIDを非表示/違反報告)
オタク少女(プロフ) - あの、仲良し度23%の所の、教室だと思うのですが、教師になっていますよ。 (2019年4月18日 19時) (レス) id: 2398c5e064 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：raina | 作成日時：2019年4月8日 19時
