21話 ページ23
聞き覚えのある声がした。
ゆっくり私は目を覚ます
エマ「A？！大丈夫？！」
レイ「A！」
ノーマン「Aよかった…」
『みんな、大袈裟だよ』
レイ「大袈裟じゃねえよ。お前が倒れるなんて何年ぶりだよ。」
ノーマン「それと、さっき、新しく入ってきたリトって子がAと話がしたいんだってさ」
『リト…』
エマ「ねえ、知り合いだったの？」
レイ「敵ではないよな？スパイ的な」
『……』
エマ「どうしたの？辛そうな顔だよ」
生きてたの ばかじゃないか
私が苦しくてナイフを頼った日
寂しくて一人で泣いた日
後悔で自分を殺したくなった日
全部無駄じゃんか。
それに、殺してあげられなかった…
目が覚めた時、それはきっと地獄だっただろう。
ごめんなさい…ごめんなさい…
「A」
ふと顔をあげる
そこには誰よりも会いたかったあなたがそこにいた
今は図書室 リトと2人
リト「言いたいことがあったんだ」
『私もよ…』
リト、A「ごめんなさい」
『え？』
リト「は？」
『なんでリトがあやまるの？』
リト「なんでAが謝るん？」
『殺せなくて…ごめん…』
リト「違うんだ。俺、あの後生きたくなったんだ。ばかだろ？」
『どういう意味…？』
リト「A1人任せたら行けないって。そう思って…」
『ばか…ならナイフをささなくてよかったじゃん』
リト「ごめ『今までどんな思いをしてきたか。』
『汚れた手を嫌って何回だって手首を切った。
孤独で狂いそうになってなんかいも自、殺未遂をした。
そのせいで私の体中傷だらけなんだからね？
首まであるシャツとスカートと黒いタイツ
夏もその格好で、すごくすごく暑かったんだから。
何回もあなたのこと思い出して後悔した。きつかった。
あなたが俺以外に泣き顔見せるんじゃねえぞっていうから
エマにもノーマンにもレイにもママにも家族全員に泣き顔見せなかったんだからね
頑張って脱獄しようと死ぬほど考えてたんだから。』
リト「ありがとう。俺を思ってくれてたんだな」
私の涙は流れ始めたと思ったらとまらなくなった。
リトはそっと私を強く抱きしめて泣き止むまで一緒にいてくれた
私は今までに1番泣きわめいた
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マシュマロ - 口悪くて読む気失せた (2021年5月10日 8時) (
レス) id: 69d475a72d (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月12日 11時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
lwntodidet - なんか申し訳ないんだけどさ私さナイフとかよりボーペンはなのね← (2019年7月23日 14時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
moca.sararenon(プロフ) - Dollさん» ありがとうございます！なおしました！ほんとにありがとうございます…！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年3月2日 22時) (レス) id: 86f2d024d7 (このIDを非表示/違反報告)
Doll(プロフ) - 16話の｢なるほど。だから僕から話すよ、、、」の所、ノーマンではなくレイだと思います！続編楽しみにしてます！ (2019年3月2日 21時) (レス) id: 8d03e967a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moca.sararenon | 作成日時：2019年2月17日 11時
