猫な彼 2

🅿︎.54 ページ4

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カフェを出て最寄駅へ向かう

「荷物、持ってってもらった意味なかったな」

『そうですね』

久しぶりに、前に2人で来たお店にまた来た

『動いた後は、ガッツリお肉！ですよね』

「今日は何個でもいけそう」

『何食べますか？』

「ハンバーグとステーキどっちも頼もうかな。名前は？」

『ん〜、今日はステーキにします』

前来た時はハンバーグ食べたからステーキにすることに

「なんか久々だね、デート」

『そうですよね、なかなか時間合わなかったですもんね』

「学校とか家では会ってたけど、他ダンス練習だったから」

『どこか行かなくても一緒に居れれば十分です』

「俺も。Aと居れればそれで良いかな」

頼んだものが運ばれてきて
一口食べる

『ん！ステーキも美味しいです！』

「このお店で美味しくないものはないよ〜」

『さすが、オッパ！』



『その量、食べれますか？』

ステーキにハンバーグに
まさかのライスまで頼んでいたオッパ

「全然余裕」

『普段運動してますもんね』

「今日はチートデーのチートデーってことで」

『存分に甘やかしてください』

「Aは？足りる？」

見た目だけでも十分ボリューミーなのに
足りるか聞いてくるオッパ

『満足なほど足りてます〜』

「Aはもっと食べてもいいのに」

『オッパと会ってからどんどん太ってますよ』

「そう？あんま変わんない気がする」

『運動嫌いが辛くない程度に頑張ってますからね』

オッパと会って、食べる機会が多すぎて
私は5キロも増えた

運動して頑張って減らしてはいるけど、
なんだかんだでプラマイ0、むしろプラスくらいになってる

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