file.21 主人公 お泊まり編２ ページ24
in オンボロ寮 談話室 【21:00】
『ただいまー』
「お邪魔しまーす」
私たちがオンボロ寮に入ると、
グリムが仁王立ちで立っていた。
「A、遅すぎるんだゾ！オレサマずっと1人で
課題やってたんだからな！」
『あ…ごめんね』
謝ると、グリムが私の横にいるエースを見て
「おぉ！エース！」と何故か目を輝かせた。
「オレサマのつんでれ作戦が成功したんだゾ！」
『？？』
言ってることがよくわからなかったけど、
機嫌が直ったならよかった。
『とりあえず上がってエース。
あ、今飲み物いれてくるね』
「あぁ……うん」
(なんか…ここに来るのも久しぶりで
すげーソワソワすんな…)
『あ、そう言えばグリムは置いてあったご飯
もう食べた？お風呂入る？』
「さっきツナ缶食った。
オレサマ先に風呂に入ってくるんだゾ」
『そっか。じゃああとで私も行くね』
「は！？待ってお前ら一緒に入ってんの？？」
その時何故かエースが
めちゃくちゃ驚いた声を出した。
『いつも私が背中洗ってあげるんだよ。
グリム背中に手が届かないって言うから』
「オメーが洗うって言うから
洗わせてやってるだけなんだゾ」
『はいはい』
するとエースは魂が抜けたような表情になった。
…どうしたんだろう。
「…………」
『…え、エースどうしたの？
屍みたいになってるけど』
「…俺がグリムの背中洗う」
『え？そう？じゃあお願いするね』
【お風呂】
「……エース、なんでお前服脱いだんだ？」
「え？だってお前ら一緒に
風呂入ってんじゃねーの？」
「アイツはオレサマの背中洗う時しか
入って来ないんだゾ。服着たまんまだ」
「……なんだ………」
「？」
【その後】
『あれ？エース、グリムと2人で
お風呂入ってきたんだね！珍しい』
私はそう言いながらエースに冷たいお茶を出した。
「…半分お前のせいでもあるからな」
『え？』
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sora(プロフ) - 泉さん» そう言って貰えるととても嬉しいです！ありがとうございます(><) (2021年9月22日 10時) (
レス) id: cf4b8db19d (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 何かキャラにヴィラン感があって凄いリアル！ (2021年9月17日 22時) (レス) id: ad34eed13f (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - えびさん» めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！(●´▽`●) (2021年5月18日 9時) (レス) id: cf4b8db19d (このIDを非表示/違反報告)
えび(プロフ) - ふたりの友達以上恋人未満の関係が読んでいてすごくはがゆいのですがそのはがゆさがとても心地よくてクセになります！さいこうです…！ (2021年5月16日 19時) (レス) id: 6715f58068 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - yellowさん» ありがとうございます！ギャグ(？)に関してはこれで合っているのか不安になることもありましたが、そういった意見を頂けるだけで励みになります！ありがとうございます(；ω；) (2021年5月8日 19時) (レス) id: cf4b8db19d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sora | 作成日時：2021年4月7日 23時
