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「ごちそうさまでし『たんたかたんたんたんたらたららら』


お昼を食べ終わった瞬間、鳴り響く陽気な音楽。そう。夢の国の某パレードの曲である。


「ねえ、うちのインターホンの音コレにしたの失敗だったんじゃない?この曲とともに入場してくる配達のおじさんの気持ち考えてみてよ」


「Aがこれがいいっつったんだろ、坂田待たせんないってこい。」

「エーンわたるままがつれないよぉ。……はいすんません行ってきます。片付けとお茶準備よろ」


言い残して玄関へ歩いていく。けっして彼氏の睨みに負けたのではない。


うっっわ裸足くっそ寒いなスリッパわたるのぶんどって履いてくればよかった、なんて思いながら万が一のことを考えて外を確認する。


そこにいたのは配達おじさん……ではなく、歌うまお兄さん、すなわち坂田さんで、鍵を開けて中に引き入れた。



「どうもこんにちは、Aちゃん!」


「坂田さん、お久しぶりですね!」


笑顔で応対。いつもわたるがお世話になってるからね。いやまあお世話になってなくても笑顔で応対するけどさ。


軽くお話しながら戻る道を進む。





「よく来たなぁ!俺はうらただ!!よろしくなァ!!」


「うらさんしぃー」



リビングに戻るとわたるは謎テンションでそれを坂田さんにたしなめられてた。どっちが年上だよ。年上の威厳をもっと持ちなさい。




「……わたる、まだ厨二病なんだね。……悲しいけど、しかたのないことだよ。病院行こっか。」


「くっ…これっ…までっ……か…」


「ここんちに住んだら毎日が楽しそうやなぁ」



坂田さん純粋だね。ここにきたらわたるの邪気で汚れるから来ない方がいいよ。



「今日はお仕事でうちに来たの?」


「まぁ仕事かな。うらさかの実況とるの。」


「りょーかいじゃあ空気と化してるね」


「よろ」


「切実にAちゃん生きて、人間のままでいて」



坂田さん、あなたはまだ私のキャラを理解してない。もっと貶していいんだよ。うん。



「んじゃばいばーい」


手をヒラヒラとふって別室へ移動。やることもないしてきとーにスマホいじって寝ようかな。

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絵怜音(プロフ) - 亀さんさん» コメントありがとうございます!お、たすくさん!亀さんになってもよろしくです!リクエストありがとうございました!楽しく書かせて頂きました! (2020年3月20日 12時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - あ。間違えた。お久しぶりです!!!もと翼。ーたすくーです! (2020年3月20日 12時) (レス) id: 1af3b4280f (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - え。死んだ。リクエスト書いてくださってる……! (2020年3月20日 11時) (レス) id: 99a2eebfea (このIDを非表示/違反報告)
絵怜音(プロフ) - 彩華 ぴあのさん» コメント&リクエストありがとうございます!ナンパの人、懐かしいですよねw笑って頂けて嬉しいです。リクエスト了解致しました!ぜひ書かせて頂きます! (2020年3月20日 8時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 ぴあの(プロフ) - ナンパの人ので吹きました(笑)超懐かしい……もうあったらすみません。リクエストで女の子の日のエピソードを……お願い出来ませんか? (2020年3月19日 22時) (レス) id: 4d63d0190f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:絵怜音 | 作成日時:2020年2月7日 22時

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