騎士7 ページ9
…なんか、緊張してきた。
クラスから出て、体育館近くの空き教室で制服を着替えた俺たちは、体育館の扉の前までやってきた。
金田一「…俺もかも。本格的にやるの久しぶりだしな。」
国見「やっぱり帰らない?なんかダルくなってきた。」
『いや、英。お前は帰さないよ。((イケボ』
国見「Aっ…((トゥンく」
金田一「いや、お前ら何してんだよ。…よし!行くぞ!!」
勇太郎は深呼吸を一度して、扉に手をかけた。
と、
及川「やっほーー☆」
「「『うわああああああ!?』」」
突然扉が開き、徹くんが出てきた。
俺たちは驚き、大声を出して後ずさりしてしまった。
及川「もー、3人とも!!入ってくるの遅いよ!!だから、及川さんから迎えに来たよ☆」
金田一「さ、サーセン…。」
国見「ワザワザアリガトウゴザイマス。」
『きゃー。徹くんったら、優しー(棒)』
岩泉「おう。来たか。こっちだぞ。」
『一くんっ!!一生ついていきます!!』
及川「及川さんについてきてよ!?」
俺たちは一くん(徹くんの前は素通りして)について行き、体育館の中へ入った。
「おい、アイツら北川第一の…。」
「うわ。金田一じゃねーの?あれ。」
「国見英もいるじゃん。」
「ちょ、あれって…【騎士】か!?」
「うわっ。マジじゃん…。キレーな顔してんな。」
「バレー出来てイケメンで。しかも頭もいいって…俺らなんかに勝ち目ねーよな。」
ヒソヒソと俺たちの事を話す新入生と思しき人達。
てか、俺だけ名前じゃなくて【騎士】かよ。
なんか悲しいな(笑)
花巻「お、来たかー。」
松川「よっすー。」
一くんについていくと、貴大くんと一静くんに出会った。
『どうも。さっきぶりです。』
岩泉「そうだ。お前ら連れて来いって言われてたんだった。おい。こっち来い。」
…え?俺ら3人だけ?
ほかの新入生を傍目に、俺達は一くんのあとを付いていき、謎の部屋の前に到着した。
岩泉「1人ずつ入ってくれ。…じゃ、Aから。」
『…え。マジか。』
なんで俺がトップバッター…。
こういうのは勇太郎の役目でしょ(笑)
俺は意を決し、ドアをノックする。
「どうぞ」と、中から少々老いた声が聞こえる。
『…失礼します。』
ああ、緊張で吐きそうだ。
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珠綺(プロフ) - とても面白くてこの先の展開が楽しみです!!更新頑張ってください( ´∀`) (2018年1月8日 19時) (レス) id: 89a15a57c8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12168号(プロフ) - あなざーいかさん» 本当にすみません…スマホで読んでいるものでお気に入り追加しようとしたら画面がいきなり動きまして……これからも応援しています。こちらこそ、今年もよろしくお願い致します! (2018年1月3日 12時) (レス) id: c5b85c3624 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 名無し12168号さん» ありがとうございます!全然大丈夫ですよ!こんな作品は低評価がお似合いですから(笑)読んで頂けるだけで嬉しいです!今年もよろしくお願いします!! (2018年1月1日 8時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - うるおいピクルス3号さん» ありがとうございます!大晦日にお見苦しいものをすみません(笑)今年もよろしくお願いします!! (2018年1月1日 8時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12168号(プロフ) - いきなりすみません!間違えて低評価をしてしまいました…この作品本当に大好きでいつも楽しく読ませていただいています。本当に申し訳ありません。 (2017年12月31日 19時) (レス) id: c5b85c3624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あなざーいか | 作成日時:2017年12月17日 21時