騎士21 ページ28
「じゃ。今日はここまで。連絡は無しだ。」
「きりーつ。れーい。」
…終わった。
長かった授業が終わった。
俺は先に用意しておいたカバンを手に取ってダッシュで教室から出る。
「あれー？Aくんはー？」
「いないねー。カラオケ誘おうと思ってたのにぃ〜。」
教室からそんな声が聞こえる。
あっぶね。早めに出ておいてよかったー。
そのまま走って体育倉庫へ。
1年はまだ仮入部期間なので、物がほとんど置いていないほうの体育倉庫で着替えや荷物を置いたりする。
『お。1番だ。』
カバンから着替えを出して着替える。
時間あるし、テーピングしとこうかな。
カバンから出したテーピングを巻く。
おまじない。だ。
『…上手くいきますよーに。』
金田一「あれ!?Aもう来てたのか！」
国見「教室まで行っちゃったじゃんか。」
と、テーピングを巻き終えると勇太郎と英が入ってきた。
『クラスの女子に囲まれる前に逃げて来た。』
金田一「なんだよ。モテアピールかよ！クソイメケンが!!!!」
国見「やっかむな金田一。Aがイケメンなのは分かってたことだろ。見苦しいぞらっきょ。」
『そうだそうだ。ひがむならっきょ。』
金田一「らっきょ、らっきょうるせぇよ!!!!」
なんだか息が楽だ。
教室では人目を気にして、なるべく目立たないようにして。
なのに青い瞳、黒い髪で目立ってしまう。
けど、ココは。この2人は。
『落ち着くなぁ…。』
金田一「ん？なんか言ったか？」
『なんでもねーよ。らっきょ。』
金田一「お前なぁ!!!!本気で怒るぞ!?」
国見「きゃーやだこわーい。(裏声)」
金田一「裏声やめろ！気持ち悪い!!!!」
『ほら、早く着替えろよ。先輩達来る前にモップかけるぞ。』
2人を急かす。
急いで着替えた2人と体育館へ。
シンと静まり返っている体育館。
『俺達。本当に青葉城西にきたんだな。』
金田一「ああ。」
国見「そうだな。」
夢に見た。強豪校。
絶対に
『全国、行くぞ。』
金田一「あまり前だ!!!!」
国見「ん。」
3人で並んで、そう決意した。
続く (更新停止中)
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珠綺(プロフ) - とても面白くてこの先の展開が楽しみです！！更新頑張ってください( ´∀｀) (2018年1月8日 19時) (
レス) id: 89a15a57c8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12168号(プロフ) - あなざーいかさん» 本当にすみません…スマホで読んでいるものでお気に入り追加しようとしたら画面がいきなり動きまして……これからも応援しています。こちらこそ、今年もよろしくお願い致します！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: c5b85c3624 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 名無し12168号さん» ありがとうございます！全然大丈夫ですよ！こんな作品は低評価がお似合いですから(笑)読んで頂けるだけで嬉しいです！今年もよろしくお願いします!! (2018年1月1日 8時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - うるおいピクルス3号さん» ありがとうございます！大晦日にお見苦しいものをすみません(笑)今年もよろしくお願いします!! (2018年1月1日 8時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12168号(プロフ) - いきなりすみません！間違えて低評価をしてしまいました…この作品本当に大好きでいつも楽しく読ませていただいています。本当に申し訳ありません。 (2017年12月31日 19時) (レス) id: c5b85c3624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あなざーいか | 作成日時：2017年12月17日 21時
