騎士13 ページ15
溝口「今日は1年はこれで終了。明日、明後日までは仮入部期間だから練習来たい奴だけ来い。」
「「「はい!!!!」」」
おおー。そろった返事。これこそ体育会系ってかんじだなー。
てか、今日はこれだけか。
溝口「そ、れ、か、ら」
コーチが笑を浮かべて俺と英に近づく。
そして、
国見「『い、痛いっ…!?』」
溝口「今日、髪を注意されたやつはキッチリ切ってくるよーになぁ？」
髪を掴まれ、そのまま乱暴に頭をグシャグシャされる。
は、ハゲる!!毛根が死滅する！
溝口「じゃ、解散。」
コーチの号令で1年はバラバラと体育館から出て行く。
国見「ほんとなんなのあの人…。」
『それは俺も思った。マジで手加減ってこと知らねーのかよ…。』
金田一「ほら。俺らも出んぞ。」
及川「あ、3人はちょっと待って！」
勇太郎に手を引かれ、体育館から出ようとしようとしたら、徹くんに呼び止められた。
国見「何ですか…。」
及川「3人はもう入部決まってるんだから、ちょっと早めに練習参加しない？」
ニヤリと試すように笑う徹くん。
練習に参加…。
しかも、徹くんに誘われたってことは一軍の練習参加…？
自然と顔が緩む。
国見「…まーたその顔して。」
『ん？なんか変な顔してたか？』
金田一「ホント、影山にそっくりだなその顔。腹立つ。」
『うるさい。』
及川「ほらほらー。ケンカしないの☆」
『さてさて。誰のせいでしょうねー。』
及川「少なくとも俺じゃないよ!?俺が悪いみたいに言うのやめて!!」
やっぱり。徹くんはこっちの方がいいな(笑)
あの、人を試すような笑を見るのはもう3度目だ。
1度目は中学の入部の時。
もう1度は、
飛雄が王様になり始めた頃。
【それでも、Aちゃんはトビオちゃんの事を支え続ける自信はある？】
…嫌なこと思い出した。
及川「ほらほら！行くよー！」
金田一「は、はいっ!!」
国見「はーい…。」
『はい。』
大丈夫。
今はもうそんなこと考えるな。
思い出した嫌な記憶を忘れ、俺はドキドキしながら徹くんについて行く。
こんなドキドキは久しぶりだ。
今は思いっきりバレーを楽しもう！
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珠綺(プロフ) - とても面白くてこの先の展開が楽しみです！！更新頑張ってください( ´∀｀) (2018年1月8日 19時) (
レス) id: 89a15a57c8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12168号(プロフ) - あなざーいかさん» 本当にすみません…スマホで読んでいるものでお気に入り追加しようとしたら画面がいきなり動きまして……これからも応援しています。こちらこそ、今年もよろしくお願い致します！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: c5b85c3624 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - 名無し12168号さん» ありがとうございます！全然大丈夫ですよ！こんな作品は低評価がお似合いですから(笑)読んで頂けるだけで嬉しいです！今年もよろしくお願いします!! (2018年1月1日 8時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
あなざーいか(プロフ) - うるおいピクルス3号さん» ありがとうございます！大晦日にお見苦しいものをすみません(笑)今年もよろしくお願いします!! (2018年1月1日 8時) (レス) id: 09de84b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12168号(プロフ) - いきなりすみません！間違えて低評価をしてしまいました…この作品本当に大好きでいつも楽しく読ませていただいています。本当に申し訳ありません。 (2017年12月31日 19時) (レス) id: c5b85c3624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あなざーいか | 作成日時：2017年12月17日 21時
