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ガシッ
『は？何･･･。』
ｶﾙｴｺﾞ｢授業に来い･･･。｣
足を掴まれ、何かと思えば｢授業に来い｣との一言。
【授業】という単語に神門は顔を顰める。
『ヤダね！』
すると、カルエゴは掌を神門に向けると、こう言った。
ｶﾙｴｺﾞ｢では、無理にでも連れて行く。｣
カルエゴの掌が紫の光を放ち始める。
が、
｢こーら、それはだーめ｣
カルエゴを制す声が聞こえた、と同時にカルエゴの紫の光は消えた。
カルエゴと神門は声の主の方へ目を向けた。
ｶﾙｴｺﾞ｢理事長･･･。｣
『じいちゃん･･･。』
ｻﾘﾊﾞﾝ｢やっほ〜。神門ちゃん、みぃつけた♡｣
『･･･。』
ｻﾘﾊﾞﾝ｢まぁた、授業サボってたの？｣
サリバンの問いに神門は目を逸らす。
神門の身体が浮くと、木から降りた。
いや、降りられさせた。
ｻﾘﾊﾞﾝ｢もー、女の子なんだから、木の上に上っちゃ行けません！って言ったでしょ！｣
『･･･別にいいじゃん。』
不貞腐れたように頬を膨らませた神門からカルエゴに目を向けるサリバン。
ｻﾘﾊﾞﾝ｢カルエゴ君、今･･･神門ちゃんに何しようとしてたの？｣
ｶﾙｴｺﾞ｢少々手荒ですが、授業に参加するよう説得を･･･。｣
すると、サリバンは喚き始めた。
ｻﾘﾊﾞﾝ｢少々？！説得？！どこが？！女の子の顔に傷が残ったらどうするの？！お嫁さんにいけなくなっちゃうよ！いや、お嫁さんにいってほしくないんだけど･･･。｣
『じいちゃん･･･。』
ｻﾘﾊﾞﾝ｢･･･ｺﾎﾝｯ、少し場所を変えようか｣
───理事長室───
ｻﾘﾊﾞﾝ｢神門ちゃんはどうして授業に参加しないの？｣
『･･･。』
ｻﾘﾊﾞﾝ｢言えない？｣
首を縦に振る。
そこでサリバンは提案した。
ｻﾘﾊﾞﾝ｢じゃあ、授業に参加しなくてもいいよ。｣
驚くべき提案にカルエゴと神門は目を見開く。
ｻﾘﾊﾞﾝ｢ただし、条件があります。
神門ちゃんは放課後にカルエゴ君と一緒に勉強してもらいます！｣
ｶﾙｴｺﾞ｢は･･･？｣
『･･･此奴と？』
そう言って、カルエゴを指差す。
ｻﾘﾊﾞﾝ｢こーら、人に向かって指を差すのはダメ！そして、彼は此処の教師だから尚更！ちゃんと敬語も使う！
で、これは職員全員と話し合ったことなので変えれません！｣
勿論、その話し合いにカルエゴはいない。
これを発端に2人のマンツーマン授業が始まった。
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日暮(プロフ) - レノアさん» コメントありがとうございます！土日には更新しようかと思っております。 (2020年6月5日 0時) (
レス) id: 44e6a8a47b (このIDを非表示/違反報告)
レノア - 面白いです！なんかハリポタの魔法なの好きですw更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月4日 23時) (レス) id: 72669b7e89 (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 白玉の星さん» コメントありがとうございます! (2020年4月26日 16時) (レス) id: 9f01a719c1 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - 面白いです！イジメてたやつ許すまじ… (2020年4月26日 16時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - みゅーとさん» コメントありがとうございます!更新これからも頑張ります! (2020年4月18日 14時) (レス) id: 9f01a719c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骸 x他1人 | 作成日時：2020年2月24日 10時
