3話 ページ4
太宰「ねぇ、人。を信じないの?」
『私なんかが信頼したらいけないよ』
太宰「そんなにー?」
『うん。だから治も、私を置いていってもいいからね?』
太宰「そんなこと」
急に悲しい事を言い出す、もういろいろ凝ってきたんだろうな
太宰はAの身体を抱き寄せる、
すっごく小さな身体
誰かが守ってあげないと、すぐに消えてしまいそう
『治…いい匂いする』
Aは安定の無防備な為、こうやって人にすぐ懐く
太宰「そんなことないよ、血なまぐさいでしょ?多くの人を犠牲にしてまで上り詰めたんだよ、私は」
『うーん、黒歴史的な?』
くすっと彼女は肩を揺らし笑う、頬がすごく綺麗に赤い、白い肌にはとても似合う
太宰「なんて言うか、こう。自分の行いに過ちがあるというか…」
『そうなんだ、まぁ色々あるよね。あ。中也って最近会ってないんだよね…今度会いに行っていい?』
太宰「えっ、まぁ良いけど」
今のはきっとAが気をつかって話の内容変えてくれた
彼女はまぁ一躍有名人、どの組織も知らないくらい強い異能力者なんだけど、
やっぱり目立つよねぇ
昼間に一人で歩くなんて危ない
『昼間は暇だし!』
太宰「もしも変な人に会ったらどうする?」
『きやーこわいですー。で、警察呼ぶ!』
太宰「警察呼んだら君も捕まるよ?」
『あ、そかそか。うーーん、気おつけます』
太宰「気おつけるだけじゃ…」
『(´・ω・`)』
太宰「気おつけてねホントに」
なんでこの前中也に会わせてしまったんだろうとか後悔が溢れ出す
しかも中也もAのこと気に入ってるしね
太宰「Aはさ、私どう思ってるの?」
『すき!!』
ぎゅーっと私の首を抱き締めてくる
たぶんこの好きはまた違うよね…うん。
私は愛してるのにね
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R(プロフ) - 蝶魔さん» いえいえ〜!落ち着いて頑張ってくださいね〜! (2018年1月7日 19時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
蝶魔(プロフ) - Rさん» ありがとうございます!!あ、確かにw作者焦りすぎwありがとうございます!!! (2018年1月7日 19時) (レス) id: d343a3be2d (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ↓面白いです!の「す」が抜けてました!すいません! (2018年1月2日 10時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 面白いで!続きが気になりますね!頑張ってください!あと、3話の「気をつける」が「気おつける」になってますよ! (2018年1月2日 10時) (レス) id: 0a6b6d9361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶魔 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/novel/25d3d3f54f2/?w=1
作成日時:2017年12月28日 19時