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18話 ページ21

森「Aちゃん、きっとストレスが原因かな。うん。大丈夫だよ、太宰くん」


だんまりとした空間だった


Aを医室のベットに寝かしている


太宰「ストレス?」



ありえない…Aが



森「うーんとねAちゃん最近夜遅くまで起きてない?」




太宰「起きてない…って言ったら嘘になります」


太宰は少し自分を責めていた




もしも自分が原因ならどんな顔でAを見たらいいだろう…
Aの体調をしっかり管理出来ていない自分が憎かった



森「まぁ大丈夫さ、彼女の事だすぐ治るさ」




嘘だ。また。



昨日もそうだった

なんとかなるとか馬鹿みたいに思っていてそれは結局そうじゃなくて



Aの事も考えられなかった…

太宰「はぁ…」




『そんなため息ついてどうする?』


太宰「?!」




むくっとベットから起き上がったA



太宰「え…身体、大丈夫?ほんとに大丈夫?」


眠たそうな目でこっちをみてくる

とても可愛らしい



『ん、大丈夫さ』


彼の腕の中で静かに呟く


森「良かった〜回復薬すぐ効くの使っててよかった」


まぁ眠たくなるけど!と森はこちらを見ながら言ってくる


今は何より


太宰「ほんとにほんとに良かったぁ…」


太宰は安心したかのようなため息とともに口にする





『まぁすぐに薬を入れてくれたらしいからな?』



彼女は笑いながら言ってくれた



元気でよかった





『しかし。森さんは寝不足だのと言ってたな?それは誰のせいか?』


イラつかせながら太宰の手を握った


太宰は図星だ。


『この件に関してだが、これから軽々私の身体を扱うな』


彼女の細い指が太宰を指す





太宰「…は、週2くらいにしといてあげるよ」

『マフィア全員がそんな事知ったらどうする?太宰幹部と私がそんな関係だって』



太宰の耳元で囁く。まさに小悪魔だ



『なーんてな、どうせ言ってるのだろう?中也や紅葉姉さんにも』


太宰「ええー、中也には自慢したいよーーそりゃぁあ」


何か惜しいような顔



『取られたくないか。ふ、大丈夫さ。私は治から離れない』



Aの手が太宰の頬を触る


太宰「私はAが生きてるならそれでいいかな」

『なんかニヤけるなソレ』

中也がいた頃のお話→←17話



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 文スト   
作品ジャンル:恋愛
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蝶魔 - kさん» ありがとうございます!!泣 そうですね、声優に関わるお仕事につかせて頂きたいです!! (2018年7月16日 23時) (レス) id: 0998e0ee79 (このIDを非表示/違反報告)
k - すごいですね!宮野真守さんや上村祐翔さんが所属している事務所に一次審査受かるなんて!将来は声優ですかね? (2018年7月10日 23時) (レス) id: dcce13503a (このIDを非表示/違反報告)
蝶魔(プロフ) - aki2000aliceさん» わあああ泣ありがとうございます!! (2018年3月24日 22時) (レス) id: d343a3be2d (このIDを非表示/違反報告)
aki2000alice(プロフ) - すごくおもしろかったです!続編読みたいです! (2018年3月19日 18時) (レス) id: 57e7eabe57 (このIDを非表示/違反報告)
蝶魔(プロフ) - 神楽さん» ありがとうございます!!泣、続編書こうか悩んでて。でもとても嬉しいです!! (2017年12月9日 13時) (レス) id: d343a3be2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶魔 x他1人 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/novel/25d3d3f54f2/?w=1  
作成日時:2017年8月8日 10時

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