八乙女君と彼女ちゃん＆有岡君と幼なじみちゃん【Another Story】

＊好きなこと、八乙女君 ページ12

｢八乙女君！平野さん！交代だよ｣

｢はーい｣

八｢さんきゅー｣


店交代を終えて控え室に戻る


何人か人がいて適当に荷物を持って別の場所に移動



八｢はぁー！やっと2人きりだわ…｣

｢別に移動しなくても…｣

八｢気が休まねーわ。どうする？このあと｣

｢何か食べたいよね…あ、もちドーナツなかったっけ？｣

八｢Aほんとドーナツ好きなw｣

｢好きだよ。おいしいもん｣




見に行こ！

さっきまで疲れきった顔をしてたのにドーナツ探しの旅に出ると決まれば元気になる


確かに美味しいけど、ここまで好きな人は初めてだわw




八｢なかったらどーすんの｣

｢ある。絶対｣

八｢どっから来んだよ、その自信w｣



さき先行くAの後ろ姿に笑みをこぼしながらついて行く



いつもクールなのに好きなことになると周りが見えなくなるところがかわいいよなぁ




｢あ！見て！光、あった！｣

八｢ん？おー、よかったじゃん！｣

｢買ってくるからちょっとまってて｣





小走りでその店に向かうA
人気が少ない端の方に避けて待つ


しばらくすると嬉しそうに笑うAが帰ってきた

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