八乙女君と彼女ちゃん＊2【Hikaru.Y】

＊もう無理です、八乙女君 ページ31

｢侑李誕生日おめでとー｣

山｢おめでと、知念｣

岡｢やっと僕達と同い年だね！ちぃちゃん！｣

中｢おめでとー！｣

薮｢おめでと、知念｣

八｢いい一年になりますように！｣

高｢おめでと｣

伊｢おめでとー｣

有｢おめでとぅ！｣

知｢みんな、ありがとー！｣




今日は知念の誕生日。

知念の家で、みんなでお祝いしてんだけど、やっぱり目に入るのはAで




俺なんかといる時より楽しそう


知念とコソコソ話し始めたA

2人して俺の方をチラチラと見てくる



俺のこと？



なんか…嫌だなぁ…こーゆーの



嫉妬に狂ってるっていうか




嫌われてんのかな、俺



Aはもう。俺のことを好きじゃない


薮とか、他のみんなは
大丈夫、信じて待ってろなんて簡単に言うけど
距離置かれてて、何を信じろってんだよ



そりゃ、Aだから待っていたい



でも、こんなにも態度が違うと不安だ




｢光、ケーキ食べるって｣

八｢…あぁ｣

山｢何してんの2人とも！早く来いって！｣

｢ごめんごめん！今行くよ｣



振り返ったAはすごく笑顔で



不安が確信に変わり


居てもたってもいられなくなって
そのままその場から離れた

＊心配なんです、彼女ちゃん→←＊様子がおかしいんです、八乙女君

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