2話 ページ3
〜数日後〜
メリィ達は､オークション会場に連れてこられた｡そこにはたくさんの人が群がっていた｡メリィは"この中の誰かが私の主人になるのかな"と考えながら指定された場所まで移動していると､恐らく何処かの国のお偉いさんらしき人とぶつかった｡
メリィ｢ごめんなさい｡その､考え事をしていたもので｡｣
??｢嫌､此方こそ済まないな｡｣
そう言ってメリィとぶつかった人は何処かに行ってしまった｡メリィは､さっきぶつかった人が気になって仕方なくなっていた｡
商人｢おい､何してる｡早く行くぞ｡｣
そう言って商人はメリィの腕を無理やり掴み店の奥の方に連れていった｡店の奥にはメリィを入れる為に作られたであろう鉄籠が置いてあった｡
商人｢お前はこっちだ｡なんと言っても今回のオークションのトリだからな｡｣
商人はそれだけ言って離れていった｡メリィは鉄籠の中で何も言わず1人で座っていた｡きっと今頃は皆が取引されている頃である｡
メリィ｢なんか､今頃になって心が痛くなってきたかも···｡｣
ボンヤリしていると急に鉄籠が揺れた｡気がつくと鉄籠の上から布を被せられ何処かに運ばれている｡
メリィ｢ありっ､もうそんなに時間経ったんだ｡｣
もし､今···願いが叶うならばもう一度···あの人の赤い目を見たい｡
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望月リリア(プロフ) - 猫苺さん､読んでいただきありがとうございます｡これからも不定期更新ですが暖かく見ていただければ幸いです｡ (2020年10月18日 13時) (
レス) id: 78432833d7 (このIDを非表示/違反報告)
猫苺 - めっさ好きです､､､更新ペース自由で構わないので頑張って下さい！！ (2020年10月18日 13時) (レス) id: 7adddb7655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月リリア | 作成日時：2020年9月29日 22時
