16.特別講師�� ページ16
Aside
……数十分間におよぶ激闘の末、私達3人は疲弊しきっていた。
「…こんなんで現場離れてるとか言うな」
「そんとそれ！学生時代も凄かったけど、こんなに動けるとは思わなかったよ」
「……ふたりよりも息切れすごくて恥ずかしい…」
ふたりから"強い"と認められているようで、とても嬉しい言葉をもらった。
しかし、体力が底をつき、3人の中で誰よりもへとへとになっている自分はとても恥ずかしい。
「Aせんせー、めっちゃ強くてかっこよかったー！」
「え、体術教えてほしい」
生徒たちにも私が武術が得意だというイメージはなかったのだろう。
めちゃくちゃ驚かれて、逆に少し悲しい。
これでも、雄英高校のヒーロー科で3年間学んでいたのだ。
轟くんと緑谷くん、そして自分に軽く治癒をする。
「……よし、これでおっけー。」
「久しぶりにAさんの治療うけたよ」
「ふふ、大怪我をしなくなったのはいいことじゃん。それだけ緑谷くんが強くなったってこと！」
私がそう言うと、緑谷くんは少し顔を赤らめて嬉しそうだった。
こういう純粋な心に、お茶子も惹かれたのであろう。
「…A。俺も、強くなった…よな？」
「え？うん！高校のときから強かったけど、久しぶりに戦ってやっぱ強いなーってすっごく思ったもん」
質問の意図が分からず、とりあえず、私は轟くんが凄く強いと思っていることを伝えた。
すると彼は満足そうな顔になり、そうかと微笑んだ。
…分からない。
微笑みポイントが全く分からない。
でも、笑顔が見られたから、まぁいっか。
あんな優しく微笑みかけられると、他のことは全部どうでもよくなってしまいそうだ。
嗚呼、この高校時代から諦め悪く続いているこの恋は、いつ終わるのだろうかと時々考える。
けれど、たまに会えて話せて、笑いあって。
最近は、轟くんと関わりすぎている。
ご飯を食べて、会話をして。
そんな関係じゃ満足できなくなっている、欲張りな私がいる。
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うい(プロフ) - Nさん» Nさん、コメントありがとうございます😻😻 連載を初めてかずっと読んでいただけていると知って本当に嬉しいです。気遣うような優しい言葉も頂けて感謝の気持ちでいっぱいです🎀これからも頑張りますー！！ (11月11日 17時) (
レス) id: f53586a760 (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - こんばんは。連載当初からずっと読まさせていただいています。本業が大変かと思いますが、更新頑張ってください！応援しています☺︎ (11月9日 22時) (レス) @page37 id: c2fb070a76 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございますー！本当に嬉しいし励みになります^^ 更新頻度遅くて申し訳ないですが気長に待ってくださると嬉しいです！ (11月7日 23時) (レス) id: f53586a760 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (11月5日 23時) (レス) @page36 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございますー！更新頑張ります！ (2023年2月9日 21時) (レス) id: e9ca2c40ed (このIDを非表示/違反報告)
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