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「あれ！？ローレン？なんでいるの？」
「なんでって…部活動見学一緒に行くだろ？アクシアももうちょいしたら来るぞ」
一緒に行動することに約束をしないという幼なじみ特有の空気のようなものが今は憎い。
仕方ない、説明して分かってもらうか……
「あのね、ローレン、わたし新しいお友達ができて、その子と一緒に部活動見に行こうって話をしてて…」
「は？俺らより新しいやつ、選ぶん？マジ？」
まずい、めんどくさいモードに入ってしまった。
ここにアクシアまで合流したら、逃げる術がなくなってしまう。ここは、スピード勝負だ！
「ごめんね、ローレン！でも、もう約束しちゃったの！家に帰ったら必ず埋め合わせ的なのするから……あーー！！もう行かないと、その子待たせてるんだよね！！ほんとに急いでいかないと！じゃあ、また後でね！！！」
一息で言い切って、走って美兎ちゃんの元へと向かう。
後ろでローレンが何か言っているが、無視した。
「ごめんね、美兎ちゃん、待たせちゃって…」
「全然大丈夫ですよ、行きましょうか」
2人で色んな部活を見た。この学校は運動部と文化部どちらも沢山の種類がある。全部を見終える頃には空はもう薄暗くなっていた。
「いろんなのがあったね、私は家庭部とかがいいかな…」
「たくさんあって迷いますね」
2人でわきゃわきゃしながら帰路に着く。
ふと、美兎ちゃんの足が止まった。
「Aちゃん、今日一緒にいてAちゃんがとっても優しい子だと分かりました。朝言っていた私が綺麗だと言う言葉に嘘偽りはないのでしょう。でも、私は世間の基準では可愛くない分類です。それが、原因でいじめられたこともあります、もし高校でもいじめられたら、Aちゃんに被害が及んだら、と考えると私とは一緒にいない方がいいです。」
「でも、でも私はAちゃんと一緒にいたいと思っています。」
決意を決めたような顔で話す美兎ちゃん、たくさん考えてくれたのかな
美しさの判断基準が違うとかの問題じゃなくて、ただただこんな優しい子がいじめられるという事に怒りが湧いてくる。
「…私は、すごいビビりなの。不器用で運動も苦手で、だめだめで、でもね、私も美兎ちゃんと一緒にいたいなって思うよ！」
「私達2人が一緒にいたいと思うなら一緒にいて、友達になろうよ！周りのことなんて関係ないよ、だって私もう美兎ちゃんのことが大好きだもん！」
美兎ちゃんの大きな瞳が涙で潤んで輝いた。
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るき(プロフ) - 最後意外にも暗いラストで個人的に超すきです！！！あとlrn推しだから激重なlrn見れたのすごく嬉しかったです！！すごく面白い作品でした！ありがとうございました！ (4月7日 22時) (
レス) @page35 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 好きだぁ！！！！ (3月15日 6時) (レス) @page21 id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (3月12日 3時) (レス) @page17 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
あめ - めちゃめちゃお話好きなタイプのやつで最高です！更新頑張ってください！応援してます！ (3月12日 3時) (レス) @page17 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！無理せずに頑張ってください！ (3月11日 11時) (レス) @page14 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2024年2月18日 23時
