違ったタイプ ページ28
不破くんとお話した次の日。
私は変わらずローレン達と登校している。
「今日の課題難しかったぁ…2人はできた？」
「え、課題あるってマ？」
「ちな、ローレン、俺はやったよ？」
「裏切りじゃん終わってるよ」
なんことない会話だけど普通に話せることがこんなにうれしいとは……
ローレンが今更間に合うはずのない課題に頭を抱えている様子を笑いながら、歩いていると急に視界が暗くなった。
「わっ！な、なに！？」
「んふふ、だーれだ？」
「ふわくん…？？」
「お！あたりー」なんて声を出しながら、目に当てられていた手が退けられる。明るくなった視界に安堵して、後ろを見ると不破くん、葛葉くん、叶くんが立っていた。
「おはよう、朝に会うなんて偶然だね」
「おはよ〜Aちゃん、ここの道通るんだね」
「そうだよ、叶くん達も？」
「俺らは今日たまたま通っただけ」
よくよく聞けばいつも歩いて通っている道が工事中で通れないとかでこっちの道らしい。こんな偶然があるなんて…としみじみしていると突然腕が引っ張られた。
「…葛葉と叶だけだと思ってたんだけど、まさか湊も？」
「まぁね、でもローレン達に関係あるん？」
「あるに決まってるでしょ、俺らのAなんだから」
バチバチし始めてしまった。挟まれてる私の気持ちを考えてくれ…と思っているとまたもや、手が引っ張られる。
「まぁ、アイツらはほっといて学校行くぞー」
「そうそう。待ってたらキリないからね」
それもそうかと思い、未だ言い合っている3人を置いて葛葉くんと叶くんに挟まれながら学校へ向かう。
「そういえば、イブラヒムくんは一緒じゃないの？」
「あー…アイツんち金持ちだかんなー、車で送り迎えなんだよ。」
まさかのお坊ちゃんだった。そうなんだと返事をし、他愛のない話をしているとすぐに学校に着いた。
後ろからばたばたと走る音が聞こえ、振り向くと
「おい！！なんで置いてく！」
「ひどいやん〜葛葉達も言うてや〜」
ローレン達が走って追いかけて来た。
ごめんごめんと謝っているとすぐ側に黒塗りの車が止まった。
「……あれ、葛葉じゃん」
「おー、イブじゃん、おはよ」
高級そうな車から降りてきたのはイブラヒムくんだった。
「おはよう、イブラヒムくん」
「おはよ、Aさん」
イブラヒムくんに挨拶をして、そのまま教室へ向かう。
席につき、葛葉くんとお話していると先生が来た。
授業で眠らないことを目標に今日も一日頑張るぞ！
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るき(プロフ) - 最後意外にも暗いラストで個人的に超すきです！！！あとlrn推しだから激重なlrn見れたのすごく嬉しかったです！！すごく面白い作品でした！ありがとうございました！ (4月7日 22時) (
レス) @page35 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 好きだぁ！！！！ (3月15日 6時) (レス) @page21 id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (3月12日 3時) (レス) @page17 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
あめ - めちゃめちゃお話好きなタイプのやつで最高です！更新頑張ってください！応援してます！ (3月12日 3時) (レス) @page17 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！無理せずに頑張ってください！ (3月11日 11時) (レス) @page14 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2024年2月18日 23時
